お騒がせゆずの日本大好きソング『ガイコクジンノトモダチ』って何?

12月19日に思わせぶりな事前告知をして史上初の弾き語りツアー開催を発表したゆずだが、ネットでは多くの批判の声が寄せられた。

しかしゆずの音楽活動が物議をかもしたのはこれが初めてではなく、今年2018年の4月4日に発売したアルバム『BIG YELL』に収録されている「ガイコクジンノトモダチ」も大きな注目を浴びた。

理由は歌詞が明らかに政治的・思想的に右寄りでだからだった。

ここではその「ガイコクジンノトモダチ」と、それに関連した情報を調べた。

『ガイコクジンノトモダチ』の歌詞・内容

『ガイコクジンノトモダチ』の歌詞は「外国人の友達ができました」という言葉で始まり、途中で「外国人の友達が祈ってくれました。『もう二度とあんな戦争はしないように』と」という言葉が出るが、この「外国人の友達」は米国を意味するという解釈がある。

また「国家はこっそり謳わなくっちゃね」とか「君と見た靖国の桜はキレイでした」など、露骨に政治的・思想的右派の立場を連想させる歌詞があったために、左派やリベラルの神経を刺激してしまったようだ。

全体的に左派・リベラルの政治的雰囲気、風潮を揶揄するような歌詞となっている。

作詞・作曲の意図


写真左が岩沢厚治(いわさわ こうじ)・右が作詞作曲した北川悠仁(きたがわ ゆうじん)

この曲は北川悠仁の作詞作曲による楽曲であるが、北川は「音楽と人」という雑誌の18年5月号に掲載されたインタビューで作詞の意図について次のように説明している。

「これは清志郎さんの〈あこがれの北朝鮮〉じゃないけど、文章にして読み上げるとかなり危険そうな内容も、ポップソングにしちゃえば、何だって歌にできるな、と思って書いてみたんだよね。(中略)まずは楽しく、ポップにしたい。でも自分が大切だって思うことは、ちゃんと伝えたくて」

「ボロカスに叩かれるかもしんないけど(笑)」

「こういう歌詞を唄うことで、みんながゆずに対して思ってることを壊したかったんだよ」

「こうやって思ってることをはっきり言うことも、ゆずとしてやり続けていくべきだと思ってる」

引用:WEZZYの記事より

こうした問題では常にそうだが、『ガイコクジンノトモダチ』の発表直後、左派はゆずの歌に嫌悪感を示しバッシングし、右派は好感を持ち「当たり前のことを表現しただけ」と擁護している。

北川の母は新興宗教「かむながらのみち」の教祖

北川の母である北川敬子(教主としての名は北川慈敬・きたがわじけい)は新興宗教「かむながらのみち」の教祖である。また夫の北川和男は「かむながらのみち」の会長をしている。

北川悠仁が思想的に右派寄りなのは、神道や仏教などの日本の伝統的なものにバックボーンとした新興宗教に近しい環境で育ったことと何か関係があるかもしれない。

北川敬子はもと、真言宗系新宗教に分類されることもある神仏混淆的新興宗教である解脱会(げだつかい)の幹部だったが、北川の次男の悠仁がVシネマの『女子高生コンクリート詰め殺人事件 ~壊れたセブンティーンたち~』に出演していたということが雑誌に取り上げられ、解脱会ではこれが問題になる。

これを機に北川敬子は夫の和男とともに教団を脱会。

その脱会した年である1999年の5月に「かむながらのみち」を立教する。

一方、北川悠仁の父である北川和男は2001年からELTジャパンという自己啓発系のセミナーを行う会社の代表を務めている。

悠仁は積極的に経営に関わることこそないようだが、「ゆず」が歌ったアニメ「ドラえもん」の主題歌は、ETLジャパンの夏キャンプで子供たちと作った曲だという噂まである。

ELTジャパンは一時はねずみ講のような形で受講生を増やしていたとも言われるが、受講生が減ったことによって2010年に閉鎖している。

まとめ

  • ゆずは『ガイコクジンノトモダチ』という愛国ソングで物議をかもしたことがある。
  • 発表直後、左右両派によるバッシングと擁護・賞賛が巻き起こる。
  • 作詞作曲した北川がそのような思想である背景には、北川の母が神道と仏教をベースにした新興宗教「かむながらのみち」の教祖であることが関係しているかもしれない。

以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

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