六代目山口組の司忍組長が、2016年に発表されたラップの楽曲『 THIS IS DIS! feat 敵刺』の中でディスられているそうです。
いったいラッパーは何と言ってディスっているのか?
またディスったラッパーは誰なのか?
こうしたことを調べてみました。
これまた転送きてるけど話終わってねえのかな?https://t.co/ZeCLCL4aUI pic.twitter.com/1cAXgzsCZm
— ・893 (@fight0Japan) February 1, 2020
六代目山口組の司忍組長をディスったラップ楽曲 『THIS IS BEEF』の歌詞とは?
『THIS IS BEEF』動画と歌詞
六代目山口組の司忍組長をディスったとされる『THIS IS BEEF』のYouTube動画は下で、問題個所は1分55秒ごろから(再生を押すと自動的にそのあたりから始まります。具体的な歌詞は後ほど記載)。
正確かどうかは分かりませんが、その歌詞はおおむねこんな感じみたいです。
司(つかさど)れ 忍べねぇならもう引退
親変えれんなら盃(さかずき)はただの飲み会
あいつの世 厳禁だった詐欺・強盗
現役は女と歩けない歌舞伎町
存在する 通す筋の為
増大する損得 筋を曲げる
敵刺(てきさす)とKNZZ
司忍組長をディスっているラッパーは、楽曲をメインで歌っているKNZZ(ケーエヌジージー)ではなく、もう一人の敵刺(てきさす)というラッパーのようです(正式名称はおそらく『影 as 敵刺』)。
下の画像右手前が敵刺(てきさす)、奥にいるのがKNZZ(ケーエヌジージー)です。
敵刺(てきさす)とKNZZは単なるラッパー仲間ではなく、敵刺が代表取締役を務める「株式会社18PRODUCTION」に所属しているアーティストがKNZZだということです。
ラッパーの敵刺(てきさす)は 元・住吉会幸平一家武蔵野連合で既に破門された?
このラッパーの敵刺(てきさす)ですが、当時、匿名掲示板などでは「住吉会幸平一家の組員」だという情報が飛び交って話題になっていたようです。
それと関連して何人かに指摘されていたのが、『THIS IS BEEF』の動画冒頭で「歌舞伎町ライオンズマンション」が映っているということ。
実は「歌舞伎町ライオンズマンション」はいわゆる「ヤクザマンション」として有名なようで、過去4人が敷地内で亡くなったという話もあります。
敵刺は元・住吉会 幸平一家 武蔵野連合?
敵刺(てきさす)の詳しい組所属については、YouTube『THIS IS BEEF』の動画コメント欄で、3カ月前(2019年の年末ごろ)の書き込みとしてこんなものがありました。
敵刺
住吉会 幸平一家 武蔵野連合 元若者
影山俊太こと坂井俊太
破門状出てます
「影山俊太」というのはおそらく渡世名でしょう。
またこの先の書き込みによれば、現役組員だったが既に破門されたとのことです。まったく別のTwitter情報でも同じことが言われているので、破門されたのは事実なのでしょう。
破門状が出てる画像は見ましたけど
この方は具体的にどうなったんでしょうか?— malcolm-x (@malcolm29383406) February 1, 2020
この破門は、司忍組長をディスったラップに対する落とし前として、山口組側と住吉会幸平一家側が話し合った結果出された解決策という可能性もあります。
敵刺のペイントアート
しかし破門された現在でも当人は元気なようで、「18ceo_texas」の名でインスタグラムも更新しており、最近でも壁に描いたペイントアートなどを公開しています。例えばこんな画像です。
Instagram:18ceo_texas
KNZZと漢のビーフ(争い)でも有名
例の『THIS IS BEEF』という楽曲ですが、現役の日本最大のヤクザ組織トップをディスるという過激な内容の割には、YouTubeの動画再生回数は約20万回とそこまで伸びてはいません。
今のところ、この楽曲は、どちらかといえばこれをきっかけにラッパー「漢」とKNZZとのビーフ(争い)が起こったため、漢をディスった楽曲としての方が有名かもしれません(少なくともYouTube動画コメント欄の書き込みの割合を見る限りはそんな気がします)。
漢をディスったことでKNZZと漢のビーフ勃発
漢さんはヒップホップグループ・MSCのリーダーですが、『THIS IS BEEF』の歌詞の中には「ゴマするバティマンMSC」という言葉があり、漢さんのヒップホップグループをディスっています。
この『THIS IS BEEF』発表後の2016年7月29日(金)には、2人がともに参加した『TOKYO NIGGAZ』というイベントでリアルに衝突してしまい、漢は最後にはKNZZに掴みかかっています。
下の動画は再生ボタンを押すと、敵刺が漢を呼んで前に出てもらうところから始まります(下の動画:3分20秒ごろから「THIS IS BEEF」を歌い始める。その後フリースタイルバトルになり、19分25秒ごろ漢がKNZZに掴みかかる)。
YouTube動画のコメント欄ではこのビーフ(争い)について色々な意見がありますが、どちらかといえば漢の方に好意的な意見の方が多いようです。
2人は既に和解
また現在ではこの2人は和解して、番組で一緒に飯を食ったりしています。
この記事は以上になります。