新宿の歌舞伎町で若い女性が男性を刺す事件が起こり、刺した動機が「好きで好きで仕方なかった」からと報道されたことで大きな話題になりました。
この加害者女性は高岡由香容疑者と名前が報道されました。
この事件の被害者はホストだった?
事件直後に電話していた相手は?
動機は被害者の浮気だったのか?
こうしたことを調べてみました。
高岡由佳はガールズバーの店長
高岡由香容疑者は「ときめきBinBim」というガールズバーの店長だったということが明らかになっています。
高岡由香容疑者は「ゆの」という名前で働いていたようです。
![]()
出典:インスタグラム
自分の顔画像の投稿に「#メンヘラ」や「#メンヘラ女子」なんていうタグをつけるぐらいですから、今回「メンヘラ」と話題になりましたが、その自覚は本人にもあったみたいです。
高岡由佳のTikTok動画
高岡由佳さんのTikTok動画も見つかったのでついでに貼っておきます。
被害者はホストの琉月(るな)
被害者はホストで、『Fusion-by youth-』というお店で、源氏名「琉月(るな)」として働いていたようです。
出典:インスタグラム
出典:ホスホス
お店のホームページではナンバー3として記載されています。
ホームページでは自分についてこんな一問一答をしています。
Q 前職 鉄筋屋
Q 出身 栃木県
Q 今○○に、はまってます! お笑い
Q 実は○○に自信があります! モノマネ
Q あなたは、S?M? どちらかといえばM?(笑)
Q 好みの女性のタイプは? 常識のある女性
Q 何フェチですか? 手
Q 自分へのご褒美は? あなた
Q どういうホストになりたいですか? 周りから認めてもらえるホスト
出典:ホスホス
好みのタイプの女性として「常識のある女性」と語っているのがちょっと皮肉な感じがします。
電話相手は女性?
高岡由佳容疑者が刺した動機については、ホストの男性と行為の最中に別の女性から電話があったことが理由だとされています。(後に被害者のルナさんは否定)
出典:Twitter
事件直後に出回って有名になった、高岡容疑者が血まみれで電話をかけている画像ですが、その電話の相手がその女性だそうです。
「あんたのせいで刺しちゃった」なんて言われたら恐ろしいですね。
下のツイッターが出典です。
高岡由佳の件で、メンセラセックスはただの遊びじゃ済まされねェのは事実だったんだなと。 pic.twitter.com/IbH49GGBmX
— ななねん (@MaekawaFund) 2019年5月25日
ちなみに三枚目の画像:血で書かれたらしき「好き」の文字がたくさん書き込まれたノートは関係ないみたいです。
三枚目は関係ない画像みたいです。すいません。バズるとは思わなかったもんでテキトーでした
— ななねん (@MaekawaFund) 2019年5月26日
本当に浮気してた?そもそも付き合ってない?
ただ、電話相手が本当に浮気をしていたのか、それとも実際には疑いだけでただ逆上してしまっただけなのか、個人的にそこまで確証は持てないかな、と思います。
また真偽不明ですが、事情を知っているらしき人からの情報で「そもそも2人は付き合っていない」という話もありますので、だとしたら浮気それ自体が成立しないという可能性もあります。
その場合には、高岡由佳さんは、単にルナさんと二人でいた時に別の女性(ルナさんのお客さん?)から電話があり、女性だという理由だけで嫉妬のあまり逆上してしまった、ということになりそうです。
2人は事件数日前から同居
続報で、二人は事件の数日前から同居していたとの報道がありました。(しかしこの内容について被害者のルナさんは否定しています:後述)
事件は5月23日午後4時前、東京・新宿区の歌舞伎町近くにあるマンションで起きた。その時のことを、高岡容疑者は「相手を殺して私も死のうと思い、おなかのあたりを包丁で刺しました」と供述している。
高岡容疑者に刺された知人男性は、マンション1階の入り口付近まで必死に逃げていた。男性を追って1階に下りた高岡容疑者は、駆け付けた警察官に現行犯で逮捕されるまで、倒れた男性のそばに座っていたという。
高岡容疑者は「どこにも行ってほしくなかったので外階段で下におりました」「刺し殺して、その死んでいく様子を見届けた後に死ぬつもりだったので119番通報はしませんでした」と供述しているという。(中略)
高岡容疑者と男性が出会ったのは、2018年10月…
高岡容疑者が当時店長を務めていた飲食店に男性が訪れ、その後は、高岡容疑者も男性が働く飲食店に客として訪れるようになった。
そして事件発生の数日前から、事件現場のマンションで一緒に暮らすようになったという。
なぜそれほどまでに愛する男性に殺意を抱いたのか?
事件当日、高岡容疑者は男性の帰りを部屋で待っていたが、男性はなかなか帰ってこなかったという。そこで、高岡容疑者の頭に浮かんだのは…
高岡容疑者:
悲しくて死にたくなり、どうしたら好きでいてくれるか考えた。一緒にいるためには殺すしかないと思ったので殺そうと思った。死んでくれたら「好き」「一緒にいよう」という言葉が現実になると思ったとの、あまりにも身勝手な犯行動機…
凶器の包丁は寝室で見つかり、高岡容疑者は「男性との新生活のために買いそろえたものの1つ」と説明しているほか、「刺した直後に男性が好きと言ってくれた」などとも話しているという。
引用:「好きで好きで…刺した直後に好きと言ってくれた」同居男性を刺した女の“ゆがんだ愛情”
被害者のホスト琉月(るな)の証言
続報によれば、ルナさんは一時はホストを辞めようとも思いましたが、またお店に出勤するようになりました。
痛みに負け琉月に改名🐰
覚えてください₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎https://t.co/24CD1jvFIJ— るな(頑張れる子) (@runaruna_000000) July 6, 2019
面白がってもないしこんな所でしか書けない奴になにがわかるかって。
今どんな気持ちでやってるかもわかんない奴にホストなんて知ってほしくないし、ホスト側からしたら迷惑でしかない。文句があるなら直接言いに来て欲しいです😌#拡散希望#ホスト#歌舞伎町#2部 pic.twitter.com/KuxnV6vfuc— るな(頑張れる子) (@runaruna_000000) July 7, 2019
新たに被害者のホスト琉月(るな)さんが語ったことによると、事件後のメディア報道にはかなり事実誤認が混じっていたといいます。
また琉月(るな)さんの生い立ちは思いのほか複雑なものでした。
琉月さんは栃木県那須烏山市で生まれましたが、小学生の時に一家が離散、兄弟は別々の施設に預けられて育ち、7人いる兄弟とは音信不通になりました。
中学卒業後は建設関係の職人として働きますが、人間関係がうまくいかずに退職、一時期は住む家すらなくホームレスにならざる得なかったといいます。
そんな彼を拾ってくれたのが同店の幹部で、お店の先輩たちははじめてできた家族みたいなものだといいます。
「その人は去年の11月、面接に行ったときから、すごくよくしてくれて、ご飯を食べさせてくれたし、寮にも住めるようにしてくれた。入院中には同僚たちと一緒に毎日お見舞いにきて、“お酒が飲めないなら俺たちが代わりに飲んでやる”って言ってくれて、もう一度戻りたいなって思いました。事件のことは店のお客さんは皆知っていること。だったらここで隠すのではなく、すべてを明かしてホストを再開しようと思ったんです」
そして琉月(るな)さんは寮に暮らしており、高岡容疑者と同棲などしていないといいます。部屋に行ったのは大きな荷物が届くから片付けてほしいと言われたそうです。
「そもそも僕は、この店に入ってから同僚たちと寮で暮らしているんです」と琉月さんは否定し、彼女との出会いから事件の経緯までをこう話す。
「半年前、高岡さんが勤務していたガールズバーに偶然遊びに行ったのが出会いでした。そこからしばらくは連絡をとっていなかったんだけど、4月の頭に、僕が働くホストクラブに来てくれて、頻繁に通ってくれるようになりました。彼女に誘われて、“ねこカフェ”に行ったり映画を見に行ったりすることもありました。お店ではいつも指名してくれて、そのおかげで5月には初めてナンバーワンを獲得しました」
ふたりは確かに親しかったが、それはあくまで「ホストと客」という関係性だったようだ。また、「激高しやすい」「エキセントリック」と報じられた高岡容疑者だったが、琉月さんの前では別の顔を見せていた。
「とにかく良い子だった、という印象しかないんです。ぼくはあまりお酒が飲めないんですが、高岡さんもそれを分かっていて“私の卓では飲まなくていいよ”と気をつかい、営業成績が伸び悩んでいると、接客のアドバイスをしてくれました。そんな風にお金を使ってくれる彼女の要望にできる限り答えたい、と思っていたところ、“部屋に大きい荷物が届くからお昼頃から片付けを手伝ってほしい”と言われていたんです。それが5月23日でした」
朝営業のホストクラブは昼頃には終わるはずなのだが、その日は、仕事が長引いてしまったという。
「彼女の部屋に着いたのが午後3時でした。片付けは手伝えたのですが、朝早くから仕事していて、かなり疲れていたのでお風呂を借りて仮眠をとらせてもらいました。僕、お風呂あがりはパンツ1枚で寝るんです。写真が全裸に見えたのは角度の問題で、パンツは穿いていました。事件は寝ている間に起きたんです。
お腹に違和感があり起きると、包丁が刺さっていて血だらけになっていました。不思議なことに痛みはなかったのですが、驚いたのと恐怖を感じたのとで、ベッドにいた彼女を突き飛ばして逃げ出しました。部屋の中を彼女が追いかけてくるんです。“殺される”と思って無我夢中で逃げました。玄関まで逃げて、ひきとめられたんですが、そこも振り切って、エレベーターに乗って……エントランスについたところで意識を失いました。あとのことは覚えていません」
報道によれば高岡容疑者は「刺したあと彼に“好きだ”と言われ、うれしかった」と供述しているという。
「確かに逃げている時に“私のこと好き?”と聞かれて、咄嗟に“好きだ”と言いました。でもそれには理由があります。これ以上刺されたら死んでしまうと思ったし、救急車を呼んでほしい一心で、そう言ったんです。彼女が僕に好意を持っているというのは分かっていました。そう言ったらやめてくれると思ったんです」
さらに琉月(るな)さんは高岡容疑者を「恨んでいない」とも語っています。
実際、救急車を呼んだのは高岡容疑者ではなく、通りかかった近隣住民だった。高岡容疑者は、「彼が死んでいくところを見守りたかったからずっとそばにいた」と供述している。意外なことに琉月さんは高岡容疑者を「恨んではいない」という。
「あの子のなかにも僕を刺す理由があったと思う。ホストをはじめて1年足らずの僕が営業成績を出せたのはやはり彼女のおかげでもあった。そういった彼女の“頑張り”に、僕が報いていなかったのかもしれません……」
高岡容疑者とは、お互いの弁護士により連絡をとることを禁止されている。そのため彼女に現在の心境を伝えることはできないが「刺されたのが、他の人じゃなくて、俺でよかった。今後は誰に対しても同じことはしてほしくない」と思っているという。
事件をきっかけに琉月さんの人生には、大きな変化が訪れていた。
「病院に運び込まれたあと、連絡先が分からなかったことから、警察が肉親を捜してくれたんです。それで、音信不通だった兄と姉に会うことができました。5年ぶりに会った2人は、全然変わってなくって“生きててよかった”って、言ってくれました。今後は兄姉と連絡がとれるようになったのは、すごく嬉しい」
以上になります。