西武信金がチャイニーズドラゴンに多額融資?風俗エステ店とトラブルの幹部メンバーとは?

東京の中野区に本店を構える西武信用金庫が、2019年5月24日に反社会的勢力との関係を理由の一つとして金融庁から業務改善命令を受けたというニュースがありました。

その反社会勢力とは「チャイニーズドラゴン」(怒羅権)です。

このニュースについて詳しく調べました。

西武信金がチャイニーズドラゴン関係者に多額融資?

「週刊新潮」2019年6月6日号に掲載されたのはこのようなニュース。

 東京・中野区に本店を構える西武信用金庫は、預金量2兆416億円を誇る。その西武信金が、5月24日に金融庁から業務改善命令の処分を受けたが、理由の一つは反社会的勢力との関係だった。

その反社勢力を指定暴力団と報じた新聞もあった。そこで西武信金に聞くと、「暴力団排除条項に該当する反社会的勢力との融資取引はありません」(経営企画部)

それでは金融庁が問題視した反社勢力とは何なのか。暴力団に詳しいジャーナリストによれば、

西武信金が取引をしていたのは指定暴力団ではなく、チャイニーズドラゴンその幹部と目される男の妻への融資なので、排除条項に抵触していないと言い張っているのでしょう」

チャイニーズドラゴンとは、中国残留孤児の2世や3世で構成されるストリートギャングで、2013年に警視庁が「準暴力団」に認定している。別の都内大手信金役員の解説では、

その幹部の男は有名な札付き。数年前、東京郊外で風俗エステ店経営の女性とトラブルになり、グラスを割って彼女の頭に突き刺し、傷害容疑で逮捕されています

両者が交わったのは、東京・立川市内の飲食店だった。大手信金の役員が続ける。

「幹部の妻は、立川市内を中心にスナックや居酒屋などを経営している。今回辞任した、立川南口支店長を兼務する牛山淳一理事が店へ行ったのがきっかけです」

ヤリ手のママは、牛山理事へ次々と顧客を紹介していったという。

「彼女が牛山理事へ紹介したのは、“身内”ばかり。上場企業の監査役にあたる西武信金の監事が“反社勢力の恐れあり”と進言したが、他の役員が警察に反社照会をすると当然ながらママはシロ。取引を継続した結果、チャイニーズドラゴン関連の融資総額は10億円を超えています」(同)

引用:西武信金が「チャイニーズドラゴン」に多額融資で金融庁から業務改善命令

ニュースのポイントは、

  • 西武信金が反社への融資を理由に金融庁に指導された
  • 理由の一つは反社会勢力との関係
  • 反社会勢力とはチャイニーズドラゴン
  • そのチャイニーズドラゴンの幹部の妻の紹介によって次々融資した

ということです。

チャイニーズドラゴンとは?

チャイニーズドラゴンの幹部が直接融資を受けに来店したのではなく、スナックや居酒屋を経営する幹部の妻の紹介による繋がりで融資していったということです。

チャイニーズドラゴンとは何かと言えば、もとは中国残留孤児2世3世を中心に結成された暴走族が「怒羅権」ですが、そのOBを中心にした半グレ集団「怒羅権」のことを、警察側の呼称で「チャイニーズドラゴン」と呼んでいるようです。

つまりヤクザを「暴力団」、半グレを「準暴力団」などとするように、警察側が取り締まりや広報の上でややこしくないように「チャイニーズドラゴン」と総称していると思われます。

風俗エステ店とトラブルの幹部メンバーとは?

記事は幹部メンバーについて次のように説明しています。

「その幹部の男は有名な札付き。数年前東京郊外風俗エステ店経営の女性とトラブルになり、グラスを割って彼女の頭に突き刺し、傷害容疑で逮捕されています」

引用:西武信金が「チャイニーズドラゴン」に多額融資で金融庁から業務改善命令

その幹部を特定するためのポイントとして、

  • 数年前に事件を起こしている
  • 東京郊外の事件
  • 風俗エステ店経営の女性とトラブル
  • グラスを割って彼女の頭に刺し逮捕される

といったことが挙げられます。

調べてみるとこのような事件が見つかりました。

2013/04/20 東京読売新聞

競合するエステ店の営業を妨害したとして、警視庁は19日、江戸川区中央、中国籍で会社役員、孟苓国容疑者(36)と埼玉県越谷市千間台西、同国籍でエステ店経営、徐蓉容疑者(49)ら男女5人を脅迫などの疑いで逮捕したと発表した。同庁によると、5人は中国残留孤児3世を中心に組織する不良グループ「ドラゴン」のメンバーという。
同庁幹部によると、5人は昨年5月29日夜、千葉県松戸市内のエステ店近くの路上で、同店経営の中国人女性(33)に対し、「(自分たちは)中国マフィアで裏社会に顔が利く。ここで客引きをするな」と脅すなどした疑い。
調べに対し、孟容疑者ら2人は容疑を認め、同店から約100メートル離れた別のエステ店を経営する徐容疑者らから「脅迫を依頼された」などと供述しているという。

引用:競合エステ店を脅迫 容疑で男女5人逮捕=東京

また逮捕の5人のうち名前が分かっている他の「怒羅権」メンバーとして、無職の森本剛啓容疑者(42)がいたそうです。

この事件のニュースは前述のポイントと、

  • ドラゴンメンバーの事件
  • 2013年の事件 ≒「数年前の事件」
  • 千葉県松戸市内 ≒「東京郊外」
  • 風俗エステ店経営の女性とトラブル ≒エステ店経営の女性とトラブル
  • 脅迫で逮捕 ≠ 傷害で逮捕

といった点で一致・不一致が見られます。

多くの点では一致していますが、最後の点でだけ不一致が見られます。

孟苓国か、徐蓉か、森本剛啓か

最後の点で一致しないのは、警察の取り調べではよく証明できる罪で捕まえてから余罪を見つけて逮捕という手法をとることが多いので、おそらく脅迫でひっぱってから傷害容疑もつけて逮捕したのだと仮定して話を進めます。(つまりこの事件が該当の事件と仮定して話を進めます)

「怒羅権」の幹部ら5人を逮捕

西武信金の該当の融資をする切っ掛けとなった「幹部の妻」の「幹部」とは、

  • 孟苓国
  • 徐蓉
  • 森本剛啓

が考えられます。

西武信金のニュースで幹部は「札付き」とされており、この種のニュースでは重要なメンバーほど名前が明かされると考えられるので、孟苓国・徐蓉のどちらかという可能性が高そうです。

またニュースソースによっては「孟苓国」の名前しか明かされていない場合もあるので、おそらくこの事件でもっとも重要なメンバーは孟苓国であり、彼が西武信金の該当ニュースと深く関わっている可能性があります。

一方でエステ店とトラブルのニュースでは、徐蓉容疑者らがライバルのエステ店を経営していたともしているので、妻の経営者と共同経営していたとも取れ、徐蓉容疑者である可能性もあります。

ここではどちらか断定することは避けておきます。

下は孟苓国と見られる男の顔画像です。


出典:エステ店経営の女性を脅迫し夫へ暴行、中国籍の 孟苓国容疑者(36)ら5人を逮捕

以上です。

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