佐々木多恵子(幕使いの多恵子)が逮捕 ビーンズ赤羽でスリか

捜査員の間で「幕使いの多恵子」(まくつかいのたえこ)と呼ばれる常習的なスリ師が逮捕されたというニュースがあった。

スリの逮捕などはほとんど現行犯逮捕が中心と考えられ、そのためにマスコミが駆けつける余裕などないらしく、顔などが写された画像・動画は見つからないようだが、犯行現場が特定できないか調べてみた。

「幕使いの多恵子」こと佐々木多恵子が逮捕

捜査員の間で幕使いの多恵子と呼ばれる、スリ常習の女が逮捕された。

佐々木多恵子容疑者(68)は6日、東京・北区赤羽のショッピングセンターにある雑貨店で、買い物客の女性のバッグからおよそ1万円が入った財布を盗んだところを、警戒中の警視庁の捜査員に現行犯逮捕された。

佐々木容疑者は、女性ばかりを狙うスリの常習者で、店の中で商品の衣服を「幕」にするようにして手元を隠し犯行に及ぶその手口から、捜査員の間では「幕使いの多恵子」と呼ばれていた。

赤羽周辺では、店舗内でのスリ被害が2019年に入り9件あり、警視庁は、佐々木容疑者の余罪があるとみて調べている。

引用:Yahoo!ニュース

ポイントを整理すると、

  • 「幕使いの多恵子」とあだ名されるスリ師が逮捕された。
  • 「幕使いの多恵子」は佐々木多恵子、68歳。
  • 佐々木多恵子は女性しか狙わないという。
  • あだ名は衣服で手元を隠す犯行手口に由来している。
  • 捕まった犯行現場は東京・北区赤羽のショッピングセンターにある雑貨店。

また「幕使いの多恵子」についてもう少し詳しい報道では、「東京・足立区の無職」、手口は「ハンガーにかかった商品の洋服をかざして目隠しにする」、そして「逮捕歴は7回」だとしている。(TBSニュースなど)

逮捕現場・犯行現場は「ビーンズ赤羽」の雑貨店か

捕まった犯行現場は「東京・北区赤羽のショッピングセンターにある雑貨店」とされている。

FNNプライムのニュース動画では赤羽駅の映像が映された後、次のような画像が映る。(TBSニュースの動画では一番はじめに映されていた)


出典:FNNプライム

中央にあるロゴの特徴、「赤羽のショッピングセンター」に一致するものとして、「ビーンズ赤羽」というショッピングセンター(モール)が見つかった。

Googleマップで「ビーンズ赤羽」の写真を見てみると、画像の中央付近に見えるロゴの特徴が一致おり、また「BEANS」という文字は「ビーンズ赤羽」の「ビーンズ」と思われる。


出典:Googleマップ「ビーンズ赤羽」

そして「ビーンズ赤羽」は駅ビルの中にあるようなので、FNNプライムの動画で赤羽駅の画像が映されたのもそのせいかもしれない。

またその「ビーンズ赤羽」内の雑貨店はファッション雑貨「イッツデモ」、生活雑貨「パスポート」など該当しそうな店は複数ある。このどちらかだろうか。

雑貨店をあまり利用しないので何ともいえないが、映される映像が犯行現場のものだとすれば、店はファッション雑貨的な装いに見える。


出典:TBSニュース

雑貨店が犯行現場なのは、女性ばかりを狙うという特徴のためにそうなったのだろう。

「ビーンズ赤羽」の地図

「ビーンズ赤羽」の地図はこちら。

スリ常習者・スリ師のあだ名について

ところで何をしても何を見てもケチをつけたくなる人間というのはいるもので、Yahoo!ニュースのコメント欄にも「そんなあだ名(幕使いの多恵子)がつくまで警察は何をしてた?」などという頭の悪いコメントもあった。

しかし「幕使いの多恵子」はこれまでに7回も逮捕されており、さらにスリというのは犯罪の中でも常習的なものの一つらしく、何度捕まっても犯行に及んでしまうようだ。

そして当然スリ程度の犯罪では終身刑や死刑などにされるはずもなく、あだ名がつくようなスリ師が出所したらまた犯行に及んで逮捕する、というのを繰り返さざる得ないらしい。

現に『ネバーまとめ』でスリ師をまとめたものを読むと、あだ名、年齢、逮捕歴、(スリ歴)はこのようになっている。(不明な情報は省略)

  • 「駒崎姉妹」      2人で152歳(スリ歴50年以上)
  • 「ブランコの青木」          14,5回の逮捕歴
  • 「デパ地下の房子」      77歳
  • 「デパ地下のさとばあ」    79歳(スリ歴60年)
  • 「平場のシゲさん」      81歳 20回以上逮捕計約46年間を刑務所で過ごした
  • 「幹線の水さん」       61歳 逮捕歴10回(スリ歴30年以上)
  • 「ギャンのあぶさん」     59歳
  • 「ギャンのヤッスさん」    74歳
  • 「ケツパーの梅ジイ」     81歳 20回目の逮捕
  • 「ケツパーの三ちゃん」    70歳
  • 「ケツパーの三ちゃん」    70歳
  • 「声掛けのタマちゃん」    69歳
  • 「地下鉄のマサ」       64歳
  • 「伝説のブランコすり 金さん」82歳(スリ歴50年)

と、逮捕歴が報道されているものは軒並み10回以上を超え、ひどいものでは20回以上逮捕されて半世紀近く刑務所で過ごした者すらいる。(⇒参考・次ページも含む)

さらにスリ師などにあだ名をつけるのは、現場の捜査員の士気をあげるためだと説明されることもある。それなら、あだ名がつくのはなおさら警察の怠慢のせいなどではない。

スリのようなものは犯罪の中では凶悪な部類に入らないので、通常マスコミが報道するほどの価値はない。

だから報道される年齢が必ず高齢なのは、スリ歴が長くなるほどニュース・バリューが上がり、必然的に報道の時点では高齢・長いスリ歴・逮捕歴も多い、という特徴が重なるものと思われる。

以上。

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