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木田元『なにもかも小林秀雄に教わった』保田與重郎と小林秀雄の接点

ハイデッガー研究者の木田元(きだ・げん)は文春新書から『なにもかも小林秀雄に教わった』という本を出している。 私は小林秀雄が好きなので思わず買い求めて読んだ。 個人的にもっとも面白かったのは保田與重郎(保田与重郎、やすだ・よじゅ...
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ニーチェの三段階変化「駱駝・獅子・幼子」成長の必然的道筋

フリードリヒ・ニーチェは『ツァラトゥストラはこういった』(『ツァラトゥストラかく語りき』)において、精神は「駱駝(らくだ)・獅子・幼子」の三段階の変化を経て成長する、と説いている。 ニーチェの三段階変化「駱駝・獅子・幼子」 『ツァラトゥ...
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加藤諦三の言葉『心の休ませ方』と『「自信が持てない人」の心理学』

自分の心や親との関係について深く悩んでいた時期、私は加藤諦三(かとうたいぞう)の著作を何冊も買い求め、貪るように読んだ。その中の言葉は、あるものは自分や周囲を分析する助けになり、あるものは私を励ましてくれた。 今回、読者のために加藤諦...
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母親嫌い?今東光の親孝行(小林秀雄対話集『直観を磨くもの』)

小林秀雄の対話集『直観を磨くもの』を読んでいたら、今東光の弟の今日出海と小林との対談で、今東光のことについて意外なことが書かれていた。 小林秀雄対話集『直観を磨くもの』 今東光の母親嫌い 今東光は『悪名』なんかで有名な小説家で、天台宗...
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柳田國男の諸著作とそれに対する小林秀雄と三島由紀夫の批評

小林秀雄は『信ずることと知ること』において、三島由紀夫は『小説とは何か』の中で、それぞれ柳田國男の諸著作について言及して称えている。 柳田國男の『遠野物語』 柳田國男が岩手県遠野に伝わる逸話や伝承を収集して記録した『遠野物語』は全体とし...
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土居健郎の『甘えの構造』のぬるさ

土居健郎の『甘えの構造』について書く。 土居健郎の『甘えの構造』 以前から私は「甘え」という概念に強い関心があった。だからもう数年前にもなるが、有名な土井健郎の『甘えの構造』を買い求めて読んだことがある。 『甘えの構造』の感想 私は...
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『田中清玄自伝』と『お父さんの石けん箱』清玄と田岡一雄の繋がり

『田中清玄自伝』 さあ、なんでもお聞きください。 冒頭、田中はインタビュアーにこう言った。 一般に「フィクサー」という色眼鏡で見られている田中に、私がそれとは裏腹の爽やかなイメージを持ち続けているのも、この一語がもたらす開放感がい...
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小林秀雄と三島由紀夫の対話 三島の対談集『源泉の感情』から

誰かに「小林秀雄はなぜ偉大なのか」と訊かれたなら私は何と答えるべきなのだろうか。もっとも当たり障りのない答えは、「それまで日本文学において批評対象に従属的なものだった批評を、一つの独立したジャンルとして確立したから」というものだろう。 ...
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『善悪の彼岸』のニーチェのアフォリズム「いたわりつつ殺す手を…」

ニーチェの『善悪の彼岸』(69節)におけるアフォリズム「いたわりつつ殺す手を見たことのない者は、人生をきびしく見た人ではない」を解釈する(説明する)。 「いたわりつつ殺す手を見たことのない者は、人生をきびしく見た人ではない」 比喩を用い...
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エレファントカシマシの「歴史前夜」と「歴史」

以前、YouTubeでエレファントカシマシの「歴史前夜」と題された歌を聴いて感動したことがある。しかし公式には「歴史前夜」という歌はないらしい。 エレファントカシマシの「歴史前夜」と「歴史」 エレカシの「歴史前夜」 私はこの曲に興味を...
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李相日監督の映画『怒り』の印象 憎しみの無差別性と怒り

※ネタバレあり。 この映画を見て、私は最初、『怒り』というタイトルは間違っているのではないか、と思った。 何故なら、『怒り』の犯人の心にわだかまっていたものは、怒りではなく憎しみだからだ。 憎しみと映画『怒り』 苦労について...
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【ワードプレス】パーマリンクの戻し方「やっべ、パーマリンク変えちゃった…」

私は青ざめた。 (『メロスは激怒した』風に読んでほしい) 私が思わず青ざめたのは、間違ってブログ記事すべてのパーマリンクを変更してしまったからだ。 そして前のパーマリンク設定を覚えてない。 ...
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