書籍

スーザン・フォワード『毒になる親 一生苦しむ子供』

スーザン・フォワードの『毒になる親 一生苦しむ子供』は、親が子に与える心理的な悪い影響と、それに由来する問題を解決する方法について述べ、「毒親」という言葉のもとになった著作である。 スーザン・フォワード『毒になる親 一生苦しむ子供』 父...
書籍

クセノポンの『キュロスの教育』

クセノポンの『キュロスの教育』は、小説的形式で、幼年時代から死までのキュロスの人生を語ったものである。『キュロスの教育』はクセノポンの教育論・政治論だが、とりわけクセノポン自身の夢を託した君主論という性格が強い。 クセノポンの『キュロスの...
書籍

トゥキディデスの『戦史』

トゥキディデス(ツキジデス)の『戦史』は、陸軍国スパルタを中心とした同盟諸国と、海軍国アテナイを中心とした同盟諸国とが衝突した、古代ギリシャにおける世界大戦のような性格を持ったペロポネソス戦争について記述したものである。 トゥキディデスの...
思考

「プーチンのロシア」の試論的考察

ここでは、プーチンという人物に対して、私が抱いた、あるいは抱かされたイメージについて語ることにする。 「プーチンのロシア」の試論的考察 プーチンとド・ゴールの「自己と国家の同一視」 プーチンという人物に対して私が抱く印象で、もっとも本...
哲学・宗教

ニーチェ思想とナチズムの類似性とその否定に関する私見

ニーチェ思想とヒトラーのナチズムとは、しばしば類似性について喧(やかま)しく言われることがある。 私自身も、ニーチェ思想とナチズムが類似していない、とする主張には無理があると感じている。だからこの記事は、「ニーチェとナチズムの類似を否...
古代ギリシャ

プラトンがソクラテスのその他の弟子を嫌っていたという話

ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』では、プラトンが、ソクラテスの他の弟子たちを良く思っていなかったかのような記述がある。 その箇所を読むと、まるでプラトンは、自分以外のソクラテスの弟子たちのことは、一人残らず嫌ってい...
哲学・宗教

ソクラテスの最後の言葉に対するニーチェ評

フリードリヒ・ニーチェは、その著書『悦ばしき知識』において、ソクラテスがその死の直前に述べた言葉を解釈し、ソクラテスはペシミストであった、と興味深いことを述べている。 ソクラテスの最後の言葉に関するニーチェ評 毒杯を呑んで死んだソクラテ...
古代ギリシャ

ソクラテスの「ダイモーンの合図」の正体は「くしゃみ」だという説

ソクラテスにまつわる有名な話として、常に「禁止」の形であらわれて彼の行動を制止したという「ダイモーンの合図」についてのものがある。 通例では、これは「一種の幻聴のようなもの」と解されている。 しかし田中美知太郎の『ソクラテス』を...
思考

日本人になるということ

イギリスのEU離脱の決定、トランプ大統領の誕生、ヨーロッパにおける難民問題、ロシアがプーチンのもとで再び存在感を増しているということ、こうした事態を観察するに、既に世界は第二次大戦後の、冷戦終結に次ぐ大きな潮目を迎えているのは明らかだと思え...
古代ギリシャ

【自然哲学者・ソクラテスの師】アナクサゴラスとアルケラオス

ディオゲネス・ラエルティオスの『ギリシア哲学者列伝』では、ソクラテスははじめアナクサゴラスの弟子であり、後にアルケラオスの弟子となった、という記述がある。 アナクサゴラス アナクサゴラスは古代ギリシャにおけるガリレオ・ガリレイのような人...
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