アウトロー系YouTuber(ユーチューバー)の登録者数ランキングを作ってみました。
あくまで私の知見の及ぶ範囲で作っているので漏れもあるかもしれません。
また登録者数は記事作成時現在(2021年4月11日)のものです。
なお下記のようなチャンネル・人物は除外してランキングを作成しました。
- 朝倉未来:格闘家系は条件が異なるものとして除外
- 与国秀行:伝説的不良でもチャンネルの趣向がアウトロー系と異なるものは除外
- 懲役太郎:顔・名前どちらも出していないので除外
与国氏については含めてもいいかもと迷いましたが、チャンネルがBANされやすいのでやっぱり除外しておきます。
前置きはそんなところです。
よろしければご覧ください。
- アウトロー系 youtuber 登録者数ランキング|トップ11の紹介
- 第1位「KEI family」チャンネル登録者数 23.7万人
- 第2位「瓜田夫婦」チャンネル登録者数 17.7万人
- 第3位「ゆやまチャンネル」チャンネル登録者数 11.5万人
- 第4位「KEIGO COYAMA」チャンネル登録者数 2.9万人
- 第5位「タイソンチャンネル」チャンネル登録者数 1.89万人
- 第6位「250番」チャンネル登録者数 8640人
- 第7位「柳川竜二チャンネル」登録者数 5140人
- 第8位「あろちゃんねる」チャンネル登録者数 2790人
- 第9位「任侠道を重んじる会」チャンネル登録者数 2630人
- 第10位「ロンシンロンシン」チャンネル登録者数 840人
- 第11位「田丸健二郎」チャンネル登録者数 106人
- 悪即斬:登録者数不明のため番外
- こんな記事も
アウトロー系 youtuber 登録者数ランキング|トップ11の紹介
ここから登録者数の多い順に出していきます。
第1位「KEI family」チャンネル登録者数 23.7万人
1位はホーミーKEI(井上ケイ)氏の運営する「KEI family」で、チャンネル登録者数は 23.7万人です。
ホーミーKEIはアメリカの刑務所に収監された際、メキシコ系のギャング「チカーノ」の仲間になった話で有名な方で、チカーノKEIと呼ばれることもあります。
一応チャンネル登録者数はトップということになりますが、このYouTubeチャンネルは田代まさし氏から譲り受けたものと言われています。
たしかにこのチャンネルのもっとも古い動画は田代まさしの「ブラックマーシー」の動画なので、譲り受けたこと自体は事実のようです。
ホーミーKEIの別のYouTubeチャンネルも、もともと運営していたらしきチャンネル「Homie Kei」の登録者数は 3.6万人で、アウトロー系としてはけして少なくない数です。(完全に放置されているわけではなく、こちらも現在でも更新されています)
第2位「瓜田夫婦」チャンネル登録者数 17.7万人
第2位は瓜田純士が発信する「瓜田夫婦」で、チャンネル登録者数は17.7万人です。
ただし、1位の「KEI family」が田代まさしのチャンネルの後継であることを考慮すれば、こちらが実質的にはアウトロー系YouTuberでトップ・1番の登録者数であるといっていいかもしれません。
最近でもその東京のアウトロー人脈を用いて、超有名アウトローの木村兄弟の兄・木村泰一郎さん、神原雅行さんなどを相次いで出演させてネットを仰天させました。
このような超有名アウトローの出演は、私も含めてネットのアウトロウォッチャーの間では、まさに「絶対ありえないと思っていたことが起きた衝撃的な事件」であり、東京のアウトローに強い人脈を持つ瓜田純士にしか為しえないことだったと思います。
また格闘家の朝倉未来とのコラボ動画でもよく知られており、内容もアウトロー系の中ではキャッチーで、アウトロー系YouTuber初心者でも取っつきやすいチャンネルとなっています。
第3位「ゆやまチャンネル」チャンネル登録者数 11.5万人
3位は九州の元暴力団組長だったとされる油山真也氏の運営する「ゆやまチャンネル」、チャンネル登録者数は 11.5万人です。
この方は、ヤクザ現役時代に暴走族を喧嘩させて明治以来実質的に有名無実となっていた法律である「決闘罪」で逮捕されたこと、下手を打って指詰めした人の指を食って水に流したなどの逸話でも知られています。
最近ではホーミーKEIさんと瓜田純士さんの揉め事に、自身と関係の深いホーミーKEIさんの肩を持つ形で入ったことでも話題になりました。(関係動画はかなり炎上しましたが)
第4位「KEIGO COYAMA」チャンネル登録者数 2.9万人
第4位は渋谷の有名チーマーグループ・宇田川警備隊のトップだったとされる小山恵吾(こやまけいご)氏が運営しているYouTubeチャンネル「KEIGO COYAMA」で、チャンネル登録者数は 2.9万人です。
これまで挙げたYouTubeチャンネルと異なり、スマホで撮ったと思しき動画をアップしただけのものが多く、かなり動画の構成がザックリしているにも関わらずこれだけの視聴者がいるのは驚異的ともいえます。
チャンネル登録者数はある程度多いものの、その話の内容は、過去の喧嘩話・武勇伝を中心に「ハッタリ」「嘘」と否定されることも非常に多いです。
また瓜田・ホーミーKEIの揉め事では、瓜田純士サイドに肩入れする形で入っていき話題になりました。
第5位「タイソンチャンネル」チャンネル登録者数 1.89万人
第5位は「所沢のタイソン」の異名を取る久保広海さんが運営する「タイソンチャンネル」で、チャンネル登録者数は 1.89万人です。
ここ最近の伸び率でいえばもっとも著しい伸長を見せるアウトロー系YouTuberといってもいいと思います。
チャンネルの開設タイミングも、「街録」のチャンネル動画で顔出しをして、一部ではもともと有名だった知名度をより一層上げてから始めるというもので、意外と確固とした戦略性を感じさせます。
これはもともと仲の良いホーミーKEIの助言によるものである可能性があります。
このホーミーKEIと久保広海は、「タイソンチャンネル」の一発目の動画がオープミングやオープミングの曲まで彼のものを借用する形でスタートしているなど、かなり深い繋がりを感じさせます。
第6位「250番」チャンネル登録者数 8640人
第6位は元暴走族だという250番さんが運営するYouTubeチャンネル「250番」で、チャンネル登録者数 8640人です。
モノマネやラップを披露することがあり、アウトロー系の中では比較的、芸達者な人です。
第7位「柳川竜二チャンネル」登録者数 5140人
第7位は柳川竜二さんによる「柳川竜二チャンネル」、登録者数は 5140人です。
柳川竜二は、80年代に新宿〜原宿で少年ヤクザを率いて有名だった人らしく、もとは山口組の3次団体の組長だそうで、現在は朝堂院大覚氏とも関係が深いといいます。
またこの方は在日コリアンであり、4分の1コリアンである瓜田純士とそのよしみで繋がっており、ホーミーKEIと瓜田の揉め事では瓜田の側に立って激しい非難動画を挙げて話題になりました。
アウトロー系YouTuber ではありがちですが、動画の構成はもともと暴露話中心のチャンネルという事情もあってかなり雑然としたもので、登録者数の少なさもそれを反映しているのかもしれません。
第8位「あろちゃんねる」チャンネル登録者数 2790人
厳密にアウトロー系に区分していいのか分かりませんが、第8位は元不良の方が出てる「あろちゃんねる」で、チャンネル登録者数は 2790人です。
私はごく最近、このチャンネルについてホーミーKEIと瓜田の揉め事で瓜田の側を応援する動画を見て知るようになりました。
この方が瓜田純士に思い入れがあるのも、元不良の過去のせいで地元で苦労したことがあり、同い年で同じアウトローの過去を持つところから真面目な道で成功した瓜田を尊敬しているからだといいます。
ところで今回調べてみて気づいたのですが、最初の頃の動画は登場人物も含めてだいぶ趣向が違うものなので面喰いました。
動画は数が多いので見切れないため私には関係性が分かりませんが、親族なんでしょうか?
ちなみに瓜田の応援動画を出している元不良の方は、今は解体業の仕事をしておられるそうです。
第9位「任侠道を重んじる会」チャンネル登録者数 2630人
第9位は、現役のヤクザ組長だという鬼龍力也氏が発信する「任侠道を重んじる会」で、チャンネル登録者数 2630人です。
ただし現在、「任侠道を重んじる会」の方は運営されておらず、同じ人(鬼龍力也)が「鬼龍力也 Rikiya Onitatu」というチャンネル(登録者数 593人)を運営しています。
したがって現在運営しているチャンネルの登録者数は600人弱なのですが、更新が停止されている元のチャンネル「任侠道を重んじる会」の登録者数の方(2630人)を基準値として、ランキング第9位とさせていただきました。
第10位「ロンシンロンシン」チャンネル登録者数 840人
アウトロー系のYouTuberで面白いのが、アウトローとしての知名度や大物度と、チャンネルの登録者数が必ずしも比例していないことです。
第10位にランクインした「ロンシンロンシン」(チャンネル登録者数 840人)もその典型的なも例です。
このチャンネル、実は中国残留孤児が結成した暴走族(準暴力団指定もされてる)である怒羅権の初代総長の佐々木秀夫さんが運営されているYouTubeチャンネルで、そのチャンネル名も本名の「ジャン・ロンシン」に由来しているようです。
佐々木さんは現在は真面目に働いているようですが、普通にごく最近でもネットの逮捕記事も出たような方です。
この逮捕記事自体も、葛西駅前路上で肩がぶつかった人と揉めた件で最終的には不起訴に終わったものなので、ある意味では微罪なのですが(だからいいということではないですが)、たぶん「怒羅権」のネームバリューのせいでネット記事にされたものです。

このチャンネルの凄さは、知名度・ネームバリュー・パンチのある人脈をまったく有効に使えていないところで、たとえば「怒羅権初代総長」という言葉をチャンネル名に含めず(つまり最大の武器も使わず)、さらに割とフンワリした構成の動画にごく普通に現役の組長が顔出しで登場したりします。
上の動画もタイトルで「10代目」としているだけで、「怒羅権の10代目」としていないのが確認できると思います。
この分かる人には分かる「無駄遣い」感がグッと来るのですが、そのうちYouTubeに慣れてくればそのネームバリューをもっと有効に使うようになるかもしれません。
動画の作りさえ洗練されてくれば、現在では不良から足を洗って真面目にやっている点でも好感が持たれやすく、したがって現役の不良・反社を嫌う人でも登録しやすいと思うので、潜在的には大きな可能性を持つアウトロー系YouTubeチャンネルといえます。
第11位「田丸健二郎」チャンネル登録者数 106人
第11位は、おそらく今でも住吉会系の堺組の現役である田丸健二郎(中越健二郎)が開設したと思しきYouTubeチャンネル「田丸健二郎」で、チャンネル登録者数 106人です。
田丸健二郎は元関東連合の幹部で、最近でも小学校の近くに組事務所を開設したことで同じく関東連合の松嶋クロスとともに逮捕されたことがあり(下記の記事参照)、ネットでも「田丸大と一緒にいた時に山本キッドと喧嘩になったがチャカを出して引かせた」という伝説を持つ人物です。
またこのチャンネル登録者数の圧倒的な少なさは、チャンネル開設の目的が、おそらく駅でしつこく職質を繰り返した警察への腹いせに動画をアップしただけのようで、もともとYouTubeを真面目にやろうなどという気がないのが最大の原因だと思います。
アップされている動画も同じようなものが3つしかなく、更新するような気配もまったくないので、当然登録者も解除する流れになり、それで必然的に少ない登録者になるのだと思います。
以上、ランキング内はこれで終わりです。
悪即斬:登録者数不明のため番外
番外として、おそらく関東連合の邑井祐介が動画を挙げたと思しきYouTubeチャンネル「悪即斬」を挙げておきます。
邑井は関東連合の一派である「十二社・蛇女」(じゅうにそうメデューサ)の総長だった人物で、番外にしたのは単純に登録者数が公開されていないためです。
また、なぜこのチャンネルを邑井がしていると推測できるかというと、もともと邑井はアウトロー系YouTuberの先駆けだったこと、このチャンネルがやたら邑井をプッシュしていること、さらにおそらく本人しか手に入らないだろうような動画・写真を挙げているためです。
邑井は現在でも懲役に務めているのか、このチャンネルの動画が更新されている様子も見えません。
ちなみに邑井は先の瓜田純士のチャンネルに出ていた神原雅行の後輩で、彼とは仲が良いそうです。
なお邑井の元々のYouTubeチャンネルがBANされた理由ですが、邑井はそこで、関係者が殺人事件も起こした松山の少年ギャンググループ「パズル」を挑発する、警察官に嫌な絡みをするなど、行き過ぎた過激動画を挙げていたためだといわれています。
(記事おわり)