大坂なおみ日本登録の理由は?二重国籍なのになぜ日本人として出場?

全豪オープンで優勝して女子テニス世界一になった大坂なおみ選手ですが、日本のメディアでは当たり前のように「日本人」として扱われています。

彼女の片言の日本語や流暢な英語でのスピーチを聞くと、当たり前のように「日本人」として扱われることに不思議に思ったりしませんか?

強い選手で日本っぽい名前だから、勝手に「日本人」ってことにしてるんじゃないの? ってメディアを疑っちゃう人もいるんじゃないでしょうか。

そこで今回は、大坂なおみ選手の国籍やなぜ日本人選手として扱われるのか、ということを調べてみました。

大坂なおみは二重国籍

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大坂さんは1997年(平成9年)10月16日に大阪府大阪市で生まれています。

日本人の母親とハイチ系アメリカ人の父親との間に生まれたハーフで、大坂さんの肌が浅黒く、それでも生粋の黒人ほどは黒くないのはそのためです。→日清CMで大坂なおみの肌が白すぎる?アニメ動画は?批判への賛否

ちなみにお母さんは環さん、お父さんはフランソワさんといいます。

そして大坂さんは3歳の時にアメリカに移住しています。日本語が苦手なのも当然といえば当然ですね。

またそのために大坂さんは日本と米国の二重国籍なんですね。

なぜ大会に日本登録で出場?

二重国籍である以上、テニスの登録選手として日本でも米国でもいずれでもいいわけですが、大坂なおみさんは日本テニス協会に選手登録しています。

そのためにメディアでは日本人テニス選手として扱われるわけですね。

そしてそうなるにはこんな経緯があったそう。

大坂選手が米国テニス協会のジュニア大会に出場していたころ、大した成績が残せずに埋もれた存在でした。そのために大坂一家が米国のテニス協会に支援を申し込んでも、大して取り合ってもらえなかったそう。

そんな日々のなか、大坂選手は13年9月、東レ・パンパシフィック大会に出場しました。残念ながら予選一回戦で敗退という結果、あの大坂選手も当時はそんなものだったんですね。

ところがその試合を見ていた日本テニス協会の女子代表コーチの吉川真司さんが、予選敗退した15歳の大坂選手に目を付けます。「すごい才能だ!」と思った吉川氏は当時の女子代表監督だった村上武資氏や植田実強化本部長に大坂選手のことを報告。

それ以来練習場所の提供など、彼女への地道な支援を継続し続けました。吉川さんが代表コーチとして派遣された大会で大坂選手がいれば、必ずコンタクトを取ったそう。

しかし大坂選手が16年の全豪で3回戦まで進むと、米国協会は強烈なアプローチを仕掛けてきました。文字通り大坂選手の日米争奪戦があったわけです。米国は女子代表監督が自ら乗り出して多額の支援を約束したと伝えられます。

それでも大坂選手の父のフランソワさんは、無名の時から娘を支援し続けた日本の恩義を感じて日本テニス協会での選手登録を続けたとか。今でも大坂選手が「日本人」として世界の大会に出続けていることには、そんな裏があったんですね。

要するに無名の大坂選手に目をつけた吉川さん、その昔からの支援を恩義に感じた父フランソワさんの二人のおかげで、今われわれは大坂選手を「母国日本の選手」として応援できているわけです。

大坂なおみまとめ

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ってことで、勝手にメディアが「大坂なおみは日本人選手だから!」って決めつけてるわけじゃなかったんですね。

それにしても大坂選手の全豪オープン優勝、すごかったですね。何かあれよあれよという間に世界一になってしまった、という感じです。

また大坂選手は試合と関係のない部分でもチャーミングで魅力的な選手ですよね。外国のファンなんかは特にそんな部分でメロメロになってるな、という印象を受けます。

これからも大坂選手に注目していきたいと思います。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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