日大アメフト部内田前監督らは無実?悪質タックルの選手が書類送検!

昨年5月6日、関学大選手に後方から悪質なタックルを行い、右ひざなどに約3週間のけがを負わせた日大アメフト部の宮川泰介選手が、警視庁に書類送検されるという。

このニュースは当該の選手の書類送検という事実だけではなく、悪質タックルを指示したとされる内田正人・前監督(63)や井上奨・元コーチ(30)らが無実だったということを含んでいる。

警視庁は試合映像の解析や関係者への聴取などから、該当のアメフト選手への指示は認められなかったと判断したという。

日大アメフト部の前監督らは無実だった?

警視庁は、タックルされた関西学院大選手側の被害届を受理。日大選手は「けがをさせるつもりだった」と認めており、傷害容疑で書類送検するが、示談が成立していることなどから厳しい処分は求めない意見を付けるとみられる。同庁は、内田、井上両氏の指導を選手が誤って受け取ったと判断した。

両氏は記者会見で「けがをさせろ」という反則の指示を否定したが、日大は第三者委員会が指示を認定したことを受けて、両氏を懲戒解雇。内田氏は無効を求めて日大を提訴している。

引用:朝日新聞デジタル

警視庁が試合映像を解析すると、結果的に関東学生アメフト連盟などの認定との食い違いが約10カ所あるという。例えば次のような点である。

  • 「内田氏が悪質タックルを見ていたのに選手を交代させなかった」と指摘されているが、実際に内田氏の視線はボールを追っており、タックルを見ていない。
  • コーチ陣がインカム(ヘッドホン)を通じて反則があったことを伝えたのに内田氏が交代させなかったとも指摘されたが、内田氏はそもそもインカムを着けていなかった。
  • タックル直後、井上氏の「やりましたね」との発言に内田氏が「おお」と応じたとされる場面も、両氏が視線を合わせていないことなどから、警視庁は内田氏が反則を事前に了解していた事実はないと判断できる。

そしてもっとも重要な点は、宮川選手が試合前日に井上氏から伝えられた「『相手を1プレー目で潰せば試合に出してやる』と内田監督が言っている」という言葉の、「潰す」という語の解釈をめぐる調査結果である。

部員や関係者ら200人以上への聞き取りで、アメフトでの「潰せ」は一般的に「激しく当たれ」「思いっきりプレーしろ」という意味で、日大でも同様の共通認識があった、ということであり、また「けがをさせろ」という具体的な指示も確認できなかったという。

日大ではこれまでも日常的に使ってきたが、今回のような悪質な反則行為をする選手はいなかったという。井上氏は記者会見で「潰せ」と言ったことは認めたうえで「けがをさせろという意図はなかった」と述べていた。

引用:朝日新聞デジタル

ちなみに調査チームは産経新聞によれば、「捜査1課の殺人事件担当や課内のアメフット経験者、競技場を管轄する調布署員らからなる特別捜査チーム」だという。

どう解釈すればいい?

このネットニュースを見た瞬間、「えっ?マジで?」と思った。

日大の第三者委員会と関東学生アメリカンフットボール連盟規律委は宮川選手の証言などから、内田氏らによる危険なタックルの指示があったとした。

当時の報道でも、完全に内田・井上ら両氏が悪いという感じだった記憶がある。

今さら二人は悪くなく、選手が誤解しただけだと急に言われても戸惑ってしまう。

いったいこれはどういうことなのだろうか?

例えば井上コーチの「関学との定期戦がなくなってもいい」とか「相手のQB(クオーターバック)がけがをして、秋の試合に出られなかったらこっちの得」といった言葉はどう解釈すればいいのだろうか?

今のところ、すぐに思い浮かぶのはこういう可能性だ。

  • 実際にコーチ・監督に「相手にケガをさせろ」という意図はなかった。
  • 「ケガをさせるぐらいの勢いで思い切りやれ」と言ったところ、精神的に追い込まれた宮川選手がそれを「ケガをさせろ」という意味に受け取ってしまった。

さすがに宮川選手が嘘をついたという可能性は考えにくいと思う。

またもう一つはこういう可能性(邪推)も思い浮かんだ。

  • 警視庁には日大のOBが多く、アメフト部の関係者がいる。
  • 日大の監督陣を悪者にしないために、宮川選手を犠牲にした。

日大アメフト部内田前監督らは無実?悪質タックルの選手が書類送検!まとめ

今でもまだどう受け取っていいのか分からないニュースだ。

結局、宮川選手があわて者だったというただそれだけなのか。

だとしたら、宮川選手の証言を鵜呑みにした日大の第三者委員会と関東学生アメリカンフットボール連盟がバカを見たということになるのか。

結論は出ない。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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