メイウェザー陣営が那須川天心のキック封じ?蹴ったら5億円の違約金

大みそかに行われる総合格闘技のRIZINの試合の元ボクシング5階級制覇王者フロイド・メイウェザー VS 那須川天心について、那須川の蹴り使用に関して破格の違約金が設定されていることが分かった。

関係者によるとキック1発500万ドル(約5億5000万円)だという。

メイウェザー陣営が那須川天心のキック封じ?
蹴ったら5億円の違約金

ボクサーとキックを使う格闘家の試合といえば、古くはモハメド・アリとアントニオ猪木戦が知られているが、この試合では寝転がった状態の猪木の執拗な蹴りによってアリは後日入院することになった。そのことによってアリの世界戦は延期されたほどだ。

メイウェザー陣営はこの過去の歴史を重く見たのか、那須川の蹴り封じのために強硬手段に出たとみられる。

対戦が決まった時には、大会開催のRIZIN側も1ラウンドに2回程度のキック使用は認める方向で交渉していたのだが、それでは話がまとまらなかったらしく、メイウェザー陣営はキックの拒絶にとどまらず、違約金を要求してきた。

先述したようにキック1発500万ドル(約5億5000万円)だという。

エージェントのブレッド・ジョンソンが「試合の中で総合格闘技的な動きがあればペナルティーが科される」と説明しているが、キックはこの「総合格闘技的な動き」に当たるのだろう。

また既にメイウェザーが来日し会見まではこぎつけたが、試合のルールの詳細は、ボクシング・エキシビションマッチとして行われるということ以外は、大会2日前になっても未定のままである。

両陣営によるルールミーティングは試合前日の30日夜まで続く様子だという。

メイウェザーのコメント

陣営は完全なキック封じ対策を見せるなど蹴りに対して過度な警戒を見せているが、メイウェザーは自信満々の様子だ。

会見では時間ピッタリにあらわれ、「東京は素晴らしい街だ。気に入っている。試合についてはエンターテインメントをお見せする。楽しみにしておいてほしい」と語った。

調整具合については「3ラウンドぐらいなら、厳しいトレーニングは必要ない」

那須川のKOへの意欲などを聞いても「自分としてはまったく心配はしてない」としている。

さらに「自分はパッキャオやコットなどハードパンチャーとやってきた。彼も一生懸命やってきただろうが、さっきも言ったように3ラウンドぐらいであれば、練習しなくても問題ない。KOされる心配はまったくない」と全く意に介さない。

「3分3回なら寝ていても大丈夫」と言ったという報道さえある。

感想

メイウェザー陣営はずいぶん那須川の蹴りに大きな警戒感を抱いているが、裏返せば「蹴りさえなければ必ず勝てる」ということなのだろう。

さすがにこれほどメイウェザー側に引き寄せてルール設定がなされては、那須川でも勝つことは難しいかもしれないが、ますます大晦日の試合が楽しみになってきた。