笑福亭松之助が明石家さんま「生きてるだけで丸もうけ」の由来?

22日に亡くなった笑福亭松之助は明石家さんまの師匠であることが知られている。

そのことから笑福亭松之助は数々のさんまとのエピソード・逸話を持っている。

例えばその一つに、さんまの有名な「生きてるだけで丸もうけ」は、笑福亭松之助との雑談から生まれたというものがある。

生きてるだけで丸もうけ

『AERA』2010年4月19日号に、明石家さんまが師匠の笑福亭松之助について語ったこのような言葉がある。

僕が18のころ、うちの師匠は、内山興正さんの禅の本や、遠藤周作さん、曾野綾子さんの本ばっかり読んでらっしゃって、僕もよく読まされたんです。それで、人間、服一枚着てたら勝ちやぞ、とか、裸で生まれてきたわけですから、一回おむつでもすれば、もう人生勝ちなのに、っていう話をよくしてて、これが僕の座右の銘になった。

ここから明石家さんまの有名な「生きてるだけで丸もうけ」が生まれたという。

内山興正・遠藤周作・曾野綾子

引用記事のさんまの言葉には、松之助が当時よく読んでいた作家として内山興正、遠藤周作、曾野綾子という3人の名前が出てくる。

内山興正は「うちやまこうしょう」と読み、1912年生まれ、1998年に亡くなった曹洞宗の僧侶で折り紙作家、詩人でもある。

折り紙についての本や、日本における曹洞宗の開祖・道元の著した『正法眼蔵』に関する著書など、数多くの著書がある。

また遠藤周作や曽野綾子はどちらもキリスト教作家で小説家である。

遠藤周作は映画化された小説『沈黙』の作家。

曽野綾子は現在も存命中の作家、『遠来の客たち』(1954年)、『木枯しの庭』(1976年)、『神の汚れた手』(1980年)といった代表作がある。

笑福亭松之助「さんまのまんま」出演

90歳になった笑福亭松之助が「さんまのまんま」に出演している映像が見つかった。

生きてるだけで丸もうけ」の由来については16分25秒あたりで話している。

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笑福亭松之助の著書『草や木のように生きられたら』

生前、2016年に笑福亭松之助は一冊だけ著書を出版している。

『草や木のように生きられたら』という著書である。

戦時中のことから、自分が創成期に関わった吉本新喜劇のこと、弟子の明石家さんまのことなど、様々なことに言及している。