マレーシアにおける王制とは?国王の選挙や王位の継承について調べた

マレーシアの国王ムハマド5世が退位したというニュースが流れてきました。

そもそもマレーシアって王制だったのか・・・

そういえば私は「マレーシア=マハティール」って感じで、

親日家で、かつ熱烈な愛国者であるマハティールのこと以外は、

何も知りませんでした。

っていうことでマレーシアについてもう少し知っておこうと思い

マレーシアの王制について調べてみました。

マレーシアの王制

こっから、Wikipediaその他を参照しながら

マレーシアの王制について調べたことを書いていきます。

まずYahoo!ニュースにこんな一文が。

立憲君主制国家であるマレーシアは、9州のスルタン(Sultan、イスラム王侯)が5年ごとに持ち回りで国王を交代する珍しい制度を採用している。

まずこの「9州」とは、

  • ジョホール州
  • クダ州
  • クランタン州
  • ヌグリ
  • スンビラン州
  • パハン州
  • ペラ州
  • プルリス州
  • スランゴール州
  • トレンガヌ州

の9州とのことです。

マレーシアは全部で13州あるんですが、

なぜこの9州になるかといえば、

ペナン州・ムラカ州(マラッカ州)・サバ州・サラワク州、

この4つの州には「スルタン」がいないので除くようです。

じゃあ「スルタン」って何?ってことですが、

まずマレーシアはイスラム教が国教です。

そこでこの「スルタン」がいるんですが、

この「スルタン」はイスラム世界における君主の名です。

ざっくりいえば「イスラムにおける王様」みたいなもんでしょうか(たぶん)。

ただアラブでの「シャー」という語も「王」の意味があるので、

あくまでもざっくりした理解でいえば、ということです。

そして「持ち回りで国王を交代する」とありますが

Wikipediaを参照したところ、厳密にいえばこれは選挙制だそう。

王様を選挙で決めるって面白いですね。

ところが、一応選挙はするものの

慣習上はこれが輪番(持ち回り)になっています。

「選挙はするよ」

「でも誰が当選する(王様になる)かは決まってるよ」w

って矛盾してるようですが、

要は「談合」みたいなイメージですかね。

もちろん、ここでの「談合」は悪い意味じゃありません。

国王になる人があらかじめ決まってれば

喧嘩せずに済むということでしょう。

王位の継承ですが、

「5年ごとに持ち回り」ということなので

もう次に国王になる人は誰か決まっているのでしょう。

だから今回はたまたま現国王が退位されたので、

次になる人が前倒しで国王になるのでしょうね。

マレーシアの王制まとめ

ということでマレーシアでは、

スルタンのいない4州を除き、

9州のスルタンが順番に王様になる、ということです。

スルタン自体が王様みたいなもんなので、

各州の王様が順番に、州の連合国(全体)の王様を務める

みたいなもんですかね。

日本で例えれば、

各県の知事(都道府県のトップ)が

順番に総理(国のトップ)を務める、

みたいな感じでしょうか。

スルタンのいない州が除かれるのは

一見公平じゃないように思えますが、

昔は「免責特権」を持っていた国王も

今ではそうした特権を持っていないので

不平不満は出ないということなのでしょう。

そしてこういう制度になったのは、

マレーシアがもともと小国の連合体だからだそう。

小さい国が合体して大きな国になったので、

喧嘩にならないように色々な工夫をしたんでしょうね。

面白いですね。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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