井上けい(小峰圭介)は吉村光男をFBIに売ったのか【山平重樹】

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ネットではホーミーKEIこと井上けい(小峰圭介)が、極東会系のヤクザ組長だった吉村光男氏をFBIに売ったという怪情報があります。

この情報の出所について調査してみると、これがある本に由来することが判明しました。

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井上けい(小峰圭介)は吉村光男をFBIに売ったのか【山平重樹】

「ホーミーKEI」こと井上けいは小峰圭介?

私はホーミーKEI「井上けい」が小峰圭介(本名?)だということを柳川竜二さんの動画で知りました。

柳川竜二You Tubeチャンネル❗ フェイク井上ケイ、コト小峰圭介の、真実を語る!瓜田純士の素顔。(1)
暴力団は侠客に成れと語ってる。竹垣悟についてホーミーケイ、チカーノkei(小峰圭介)の関西逃亡を助けた竹垣悟の真実❗     瓜田純士の真相❗

匿名掲示板の情報を見ると、もとは「実践実学大学」という朝堂院大覚のYouTubeチャンネルで「FBIに司法取引に協力した井上ケイこと小峰圭介氏について。朝堂院大覚【実践実学大学】」という動画があったらしいです。

ただこの動画はチャンネルごとBANされたせいで今は見れないようです。

今現在ある「実践実学大学」は、おそらく同名で新しく作ったチャンネルでしょう。

いずれにしろ、こうしたことを加味すると柳川竜二さんは朝堂院大覚の舎弟格といわれていますので、もともと朝堂院大覚がGOサイン出して柳川竜二さんが井上けい(小峰圭介)を攻撃しだしたという可能性もあります

井上けい(小峰圭介)が吉村光男をFBIに売った?【山平重樹の著書】

そして先述のように朝堂院大覚はYouTubeで「FBIに司法取引に協力した井上ケイこと小峰圭介氏について。朝堂院大覚【実践実学大学】」という動画を出していた形跡があるのですが、この動画の「FBIとの司法取引」の内容は定かではないです。

しかし実は井上けい(小峰圭介)が吉村光男をFBIに売ったという情報があり、その情報にもとづいて動画が作成された可能性があります。

しかもその情報の出所は、ヤクザライターとして著名な山平重樹氏の著書『連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ』の内容に由来しているようなのです。

この本は、「チカーノになった日本人」であるホーミーKEIこと井上けい(小峰圭介)と一緒に逮捕された吉村光男氏からの聞き書きによって書かれた本です。

吉村氏は日本最大のテキヤ組織である極東会の中核組織である眞誠会(現・松山連合会)の幹部で、歌舞伎町を根城に200~300の組員を持つ二代目極新会の会長でした。

彼は観光旅行でハワイに出かけ、囮捜査で逮捕されましたが冤罪を主張しています。

朝堂院大覚の動画タイトルでは、批判的な論調で「FBIに司法取引に協力した井上ケイこと小峰圭介氏」としていましたが、一律に「司法取引」といってもこの吉村光男氏自身も司法取引はしており、終身刑になるよりはと司法取引に応じて刑を短くしたそうです。

私も気になったのでこの本読んでみたところ、ホーミーKEIは彼を意味するらしき「小峰某」と、その友人の「神田某」という名前が出てくるのですが、ほぼ本の出だしの段階でこのことは書かれています。

吉村氏は、この2人の画策によって逮捕されたということです。

吉村氏は小峰に、「ハワイで向こうのファミリーの大物が吉村さんに会いたいと言っている」としてハワイの旅行に誘われたため応じ、旅行の段取りはすべて小峰が行って、吉村夫婦と小峰・神田の4人で出かけたそうです。(以下は引用)

一年前、小峰は女と一緒に三百グラムの覚醒剤を持ち込もうとしてハワイで逮捕されているのだが、その際、捜査官から、
「日本の大物ヤクザを捕まえたい。協力すればおまえたちはおまえたちは減刑してやる。誰かいないのか。上手く誘ってハワイに連れてきてくれ」
と取引きを持ちかけられた。
そのとき、該当するヤクザとして小峰の頭にパッと浮かんだのが、旧知の吉村光男であった。

FBIは捜査官にマフィアのボスを演じさせますが、もともとシャブのシノギをしていなかったらしい吉村氏は小峰らが用意したシャブの現物に見向きもせず、かえって夫婦で旅行に来たのにそんなものを勝手に持ち込んだことに怒り、「今すぐそれを便所に流せ!」と言ったそうです。

その言葉を聞いてせっかくの計画が台無しになると思ったFBIはその時点で突入、吉村・小峰・神田の3人は逮捕されたということです。

こうした記述をもとに、ネットの一部では「ホーミーKEIが吉村をFBIに売った」とされるようになったのでしょう。

私が驚いたのはこの本が刊行されたのが2008年だということ。

10年以上も前に出ているのに、こんなに情報が出ないものかと。

もう一つ気になったのは、この著書では「小峰某」について「若い衆の知人でカタギともヤクザともつかぬ半グレ」としていることです。

まあ、深く知っていなかったと書いており、どの組に所属しているのか把握していなかっただけかもしれませんが。

柳川竜二が『連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ』に言及

※この見出し内の文章は追記です。

柳川竜二You Tubeチャンネル❗ フェイク井上ケイ、コト小峰圭介の、真実を語る!瓜田純士の素顔。(1)

上記の柳川竜二のYouTube動画「柳川竜二You Tubeチャンネル❗ フェイク井上ケイ、コト小峰圭介の、真実を語る!瓜田純士の素顔。(1)」のコメント欄に、こんなやり取りを見つけました。

というわけで、柳川竜二もこの著書における「小峰某=井上ケイ=ホーミーKEI」説を認めているようです。

山平重樹『連邦刑務所から生還した男 FBI囮捜査と日本ヤクザ』

この本が面白いのは、この「小峰某」について書かれているのは序盤含めごくわずかで、大部分は裁判のことや獄中生活の様々なことをつづっただけの本だということ。

つまり暴露・告発が目的で出した本ではなく、「小峰某」を恨んでるのは確かでしょうが、吉村氏のサッパリした性格が伝わってきます。

吉村氏は陽気な人物で獄中でも楽しく過ごし、獄中で殺人事件が起こることすら何度かあったような過酷な刑務所でも、他のもっと緩い刑務所に移送される時には離れがたかったほど居心地良くなっただったそうです。

ハッタリも強く、真珠をイチモツに入れる行為を獄中で流行らせた吉村氏は、日本のヤクザはなぜそんなことをするのかと政府筋の人に理由を詮索され、「これは宗教上の理由だ。舎利といって遺骨を男性シンボルに埋めるという象徴的意味がある。レントゲンで取るのは人権侵害だから訴えますよ」と抗議して「オー!ソーリー!」と謝罪させたとか。

印象に残ったのは獄中の日系人のことで、本来7年ほどで出られるはずが、獄中でのイジメの報復で罪を重ねて出られない男の話。

その男はイジメに耐えかね、朝自分をイジメていた男のベッドの横に立ち、手に入れた2本のナイフで4、50回もめった刺しにして殺してしまったそうです。

このことは囚人の間で「モーニング・スペシャル」と呼ばれ語り草になり、そんなことが他にもあって結局2人を殺し、1人を障碍者にして長期刑になってしまったのだとか。

(おわり)

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