先日、大麻の成分を濃縮した「大麻ワックス」を密輸した容疑で、スノーボードオリンピック元日本代表だった國母和宏(31)が逮捕されました。
現在の報道では、國母当人は否定しているものの「使用するにしては量が多すぎる」という理由から、警察は販売目的だったと見て捜査しているようです。
スノーボードオリンピック元日本代表の国母和宏容疑者(31)が、大麻を密輸した疑いで逮捕された事件で、密輸した大麻が「大麻ワックス」と呼ばれる危険性の高いものだったことが新たにわかった。
この事件は、スノーボードオリンピック元日本代表の国母和宏容疑者が、2018年、営利目的で大麻およそ57グラムをアメリカから国際郵便で日本に密輸した疑いで逮捕されたもの。
その後の取材で、密輸した大麻は、成分を濃縮して作られる危険性の高い「大麻ワックス」と呼ばれるものだったことが新たにわかった。
厚労省麻薬取締部の調べに対し、国母容疑者は「輸入したのは間違いないが、営利目的ではない」と話しているという。
引用:FNN PRIME
大麻ワックスの画像
國母容疑者が密輸した大麻ワックスは近年に出回り始めたもので、大麻の蔓延を危惧する厚労省のホームページにも出ています。
下の画像が大麻ワックスの現物です。
國母和宏が密輸の大麻ワックスを サンジャポで石原行雄が解説
今回の國母の逮捕を受け、2019年11月10日の日本テレビ「サンデージャポン」に裏社会に詳しいジャーナリストの石原行雄氏が出演して大麻ワックスについて解説しています。
※上記の石原行雄氏の画像はサンジャポ出演時のものではありません。
石原行雄氏によれば、大麻に含まれる大麻成分は、
乾燥大麻 > 大麻樹脂 > 大麻リキッド > 大麻ワックス
の順で多くなり、かつそれにつれ末端価格も高くなるということです。
※画像はTwitterから
また石原氏は、巷間広く言われている「大麻は実は危険ではない説」を否定していました。
身体的な依存はないものの、精神的な依存はあり、やはり危険性があるとのこと。
大麻ワックス解説動画
こちらはYouTubeの大麻ワックス解説動画。
動画によると大麻ワックスは、人工的に生成するものなので質の良し悪しがあり、質の良いものは黄色で透き通っており、質の悪いものは茶色く濁っているとのこと。
また別の解説動画。
上の動画では大麻に含まれるTHCという成分などについて解説しています。
また先の動画と同様、大麻ワックスそのものはそれほど危険ではないと話しています。
この記事は以上になります。