Kindle Unlimited で読めるアウトロー本・雑誌21選

アウトロー関連本・雑誌
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Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)は、200万冊以上の本が月額980円(初めての登録者は30日間無料)で読み放題になるAmazonの電子書籍サービスです。

その中にはアウトロー好き・アウトローファンが喜ぶようなラインナップも数多く揃っています。

そこでこの記事では、 Kindle Unlimited で読めるアウトロー好き・アウトローファンが喜ぶような本をピックアップしてみました。

私もここで紹介するアウトロー本・アウトロー雑誌のすべてを読んでいるわけではありませんが、このようなブログを運営している以上、人並み以上にアウトロー関係の本や雑誌については詳しく解説できる自信があります。

だから少しでも興味のある方は是非この記事をご覧ください。

ただし注意事項が一つあります。

注意事項:Kindle Unlimited ではたびたび読むことのできるラインナップの入れ替えがあります。記事の最後尾でも Kindle Unlimited へのリンクを貼りますが、この記事で紹介されている本・雑誌が目当てで登録する場合、必ず該当の本・雑誌の紹介欄にある各本・各雑誌の「チェック」ボタンを押して、現在でも Kindle Unlimited で読むことができるかご確認下さい

↓↓このボタンで現在でも Kindle Unlimited で読めるか確認↓↓

 

読める場合は次のように表示されます。

または、

もちろん、このステップは総体としての Kindle Unlimited のサービスに期待して登録する場合は不要です。

前置きが長くなりましたが、ここからご紹介します。

不良系(元不良系)

藤井学『歌舞伎町 阿弥陀如来』

一冊目は『歌舞伎町 阿弥陀如来: 闇東京で爆走を続けるネオ・アウトローの不良社会漂流記』です。

現在ではYouTubeチャンネル『友達乃和』でメイン出演者として活躍している藤井学の著書で、個人的には一押しのアウトロー本です。

こうしたブログを運営していると痛感するのが、アウトロー界隈ではどうしても「○○と○○が揉めた」とか「○○についてこんな悪い噂がある」といったネガティブな話題に注目が集まり勝ちです。

したがって必然的に、よく売れたアウトロー本もそうしたネガティブな話題が中心になります。

しかしこの『歌舞伎町 阿弥陀如来』は、亡くなった親友との思い出や、付き合いのあった本職の所作に感心した話など、珍しく読んだ後にポジティブな話題が心に残るアウトロー本だという特徴があります。

実は、この『歌舞伎町 阿弥陀如来』にもネガティブな話題も含まれているのですが、巧妙に細部が伏せられていたり、過激な表現が抑えられていたりするため、そのようなネガティブな要素が前景に出にくくなっているのです。

個人的に、この『歌舞伎町 阿弥陀如来』がそれほど爆売れしなかったというのも、一面ではそのような藤井の配慮がこの本が話題になるのを抑えてしまったせいではないかと考えています。

瓜田純士『國殺』

Kindle Unlimitedでは、瓜田純士のエッセイ『國殺 国が國を殺している』、小説『熱帯夜』なども読むことができます。

瓜田といえば有名なのは処女作の『ドブネズミのバラード』や関東連と木村グループの抗争を自分目線で書いた『遺書』ですが、『國殺』『熱帯夜』はそこまで有名ではない作品です。

したがってそこまで引きの強い作品ではないだけに、単体で買うのに躊躇があるため、逆にKindle Unlimitedに登録したついでに読めるのは嬉しいところです。

『國殺』は、「サカキバラに告ぐ」「イジメと自殺加害者に告ぐ」など、章ごとに話題になった社会問題に瓜田が物申すエッセイ本です。

瓜田純士『熱帯夜』

さらに『熱帯夜』は瓜田純士のフィクション作品(小説)で、フィリピンに逃亡中の犯罪グループ「黒龍会」のリーダーが手記を出すことで新宿署の刑事とフリーライターが後を追うという筋書きのもの。

「黒龍会」には対立グループ「阿修羅」があることや手記の出版のことなど、やはり例のグループと事件がモデルではないかと思わせる物語です。

そしてこの『熱帯夜』は、Amazonの平均評価が「4.5」と瓜田の隠れた快作です。

評価数が数人なら偶然かもしれませんが、20件の総合評価なのでそれほど的外れではないのではないかと思います。

柴田大輔『酒鬼薔薇聖斗と関東連合』

関東連合3部作で有名になった工藤明男が、実名の「柴田大輔」で書いて話題になったのが『酒鬼薔薇聖斗と関東連合: 『絶歌』をサイコパスと性的サディズムから読み解く』です。

しかしこの『酒鬼薔薇聖斗と関東連合』は、多くの読者には「関東連合と酒鬼薔薇を無理やり結びつけている」として非常に評判の悪いものでした。

一方で数少ない高評価のレビューもあり、理知的な柴田大輔が酒鬼薔薇をどのように分析しているのか興味深いところです。

本を悪く言えるのも目を通した読者の特権であることから、Kindle Unlimitedに登録したなら是非読める内に目を通しておきたい一冊です。

元ヤクザ作家系

猫組長・沖田臥竜・柴田大輔『「惡問」のすゝめ』

その柴田大輔が、猫組長や沖田臥竜など元ヤクザ系の著述家と一緒に出したのが、『「猫組」有名講師陣による禁断のドリル 「惡問」のすゝめ ~ヤクザ・暴走族の知られざる実態~』です。

ただ内容についてはそれほど評判がいい本ではなく、あくまでアウトロー学の初心者向けのもののようです。

しかし猫組長・沖田臥竜・柴田大輔の3人が組んでというのが珍しいので、その点だけでも目を通す価値はあるでしょう。

沖田臥竜『生野が生んだスーパースター 文政』

『悪門のすすめ』の共著者である沖田臥竜のデビュー作、『生野が生んだスーパースター 文政: 〜現在、男道にて修行中〜』も Kindle Unlimited で読むことができます。

同作は、現在受刑中の沖田の兄弟分「文政(ぶんまさ)」という破天荒な男を描いたものです。

もし「文政」についてイメージの沸かない人でその人が中場利一の『岸和田少年愚連隊』を知っているなら、「生野の文政は岸和田でいうところの『カオルちゃん』みたいな人」と言えば分かると思います。

沖田臥竜『尼崎の一番星たち』

同じく沖田臥竜の『尼崎の一番星たち』も面白いです。

こちらは文政のみならず、尼崎の実在の個性的アウトローたちを登場させたもの。

「一番星」という言葉は夜が来た時に最初に輝く星を意味していますが、本作に目を通すと、このタイトルの何気ない「一番星」という言葉には深い意味があると思えます。

というのも、この『尼崎の一番星たち』には、天寿を全うせずに命を落とす男が幾人か登場するからです。

おそらく著者は「一番星」という言葉に、「あまりに早く輝いた、生き急いだ男たち」という意味を込めたのではないでしょうか。

『山口組分裂の深層 王国の崩壊』

さらに桜井健治『山口組分裂の深層 王国の崩壊』があります。

著者の桜井健治は山口組の直参組織の最高幹部だった人物です。

山口組の分裂までのこれまでの流れを展望しつつ、内部関係者でしか語りえないような中野太郎や田岡一雄のエピソードが出るそうです。

有名ヤクザ系

加茂田重政『烈侠』

次にご紹介するのは加茂田重政の『烈侠: 山口組 史上最大の抗争と激動の半生』です。

加茂田重政はごく最近死去した元大物組長で、山口組と一和会の分裂抗争では一和会側のナンバー2として有名になりました。

加茂田は、山口組分裂を取材したテレビインタビューでの「(山口組が)来たらこっちもやります」「来たらね」という言葉も有名です。

立ち振る舞いの派手なヤクザらしいヤクザとして知られていた加茂田は、芸能人ともかなり幅広い付きあいがあり、それも『烈侠』で赤裸々に語られています。

一方で加茂田は、一和会側が敵の大将の竹中正久組長殺害に成功したにも関わらず一和会が敗北したことから、重要な「戦犯」の一人としても認識されています。

『烈侠』は、その加茂田が自分の大将の一和会会長・山本広や他の大物ヤクザについてどう語ったか、そして加茂田の口からどのような貴重な「敗者の弁」が聞けるのかなど、興味のつきない本です。

『烈侠外伝: 秘蔵写真で振り返る加茂田組と昭和裏面史』

『列侠』では芸能人と付き合いの広かった加茂田重政が、菅原文太、松平健、梅宮辰夫、錦野旦、細川たかし、若山富三郎といったそうそうたる面々と一緒に写っている写真が掲載されています。

当時はヤクザと芸能人の付きあいは当たり前だったためで、それらの写真はかなりショッキングなものです。

しかし、紙幅の都合から『列侠』に掲載できなかった写真も多く、それらを掲載したのが『烈侠外伝: 秘蔵写真で振り返る加茂田組と昭和裏面史』です。

ちなみにこの『烈侠外伝』は定価4,800円もするので、この一冊に目を通すだけで月額980円の元は取れます。

Amazonレビューでは「内容はともかく、紙の本は縫製加工が悪いので低評価をつけた」という書き込みもありますが、電子書籍ならそのような心配をすることなく大物組長・加茂田重政の秘蔵写真を堪能することができます。

太田守正『血別』

次に太田守正『血別:山口組百年の孤独』があります。

太田守正は熊本出身、大阪生野で愚連隊を結成後に山口組系山健組健竜会に参加した人物です。

『血別』にはもう一つ話題になった盛力健児の『鎮魂』に反論するような内容が多いそう。

同書を出版後に山口組から神戸山口組が分裂、太田守正は神戸山口組で一度は復帰したものの、再び引退しているそうです。

石井悠子『巨影: ほんとうの石井隆匡』

稲川会の二代目会長だった石井隆匡について、娘の視点で書いたのが石井悠子『巨影: ほんとうの石井隆匡』です。

娘の視点から大物組長を書いた先行作としては、山口組四代目組長・田岡一雄を描いた田岡由伎の『お父さんの石けん箱』があり、これも非常に優れた作品です。

しかし仕事上は父と関わらなかった田岡由伎と異なり、石井悠子は晩年の父の秘書まで務めたそうです。

石井隆匡は寡黙な人物でありながら「最強の経済ヤクザ」として知られ、さらに仏教への熱心な信仰を持っていました。

この『巨影』は、そんな石井を娘がどのように見ていたのかという意味で、非常に興味深い書籍です。

『仁義なき戦いの“真実”: 美能幸三 遺した言葉』

これもかなり激熱の本です。

鈴木義昭『仁義なき戦いの“真実”: 美能幸三 遺した言葉』。

御存知の方には説明不要かもしれませんが、美能幸三は映画『仁義なき戦い』で菅原文太が演じた「広能昌三」のモデルになったヤクザです。

その美能幸三に生前インタビューしたルポライター・映画史研究家の鈴木義昭が、インタビューなどの内容をまとめたのが同書です。

美能が語る映画のモデルになった人物の逸話などは、『仁義なき戦い』ファンなら是非とも読んでみたいところです。

ヤクザジャーナリスト系(アウトローライター系)

溝口敦『六代目山口組宮廷革命の勝者』

アウトローを主要なテーマとするこのようなブログを運営していると、これまでまったく注目していなかった人物の凄さを知るようになります。

ヤクザジャーナリストの後輩の鈴木智彦が手放しでほめているのが、溝口敦です。

鈴木は「ヤクザ記事でどこまで踏み込めるかは、溝口が書くか、それ以外の人が書くかで決まる」とまで言うほどです。

たしかに溝口の本を読むと、他のヤクザジャーナリストにはない冷静な迫力と一種独特の「遠慮のなさ」を感じることができます。

そんな超一流のヤクザジャーナリストの溝口が15年前の山口組分裂前に書いたのが『六代目山口組宮廷革命の勝者』です。

同書で溝口は山口組の一局支配を予測したようで、その点は外れていますが、それも含めてリアルな筆致の裏社会本といえます。

溝口敦『山口組三代目田岡一雄と殺しの次郎』

同じく溝口が書いたのが『山口組三代目田岡一雄と殺しの次郎』です。

同書でいう「殺しの次郎」とは、三代目山口組時代に活躍した山本次郎という異色のヤクザを指しています。

彼はいわば石井隆匡や加茂田重政のような大物ヤクザとは違うのですが、際立った個性と凶暴性で知られたヤクザです。

私も一読して驚いたのが、受刑中に浮気をした女性の顔に硫酸をかけたという強烈なエピソードであり、相手構わず発揮されるその凶暴性は大物ヤクザたちも敬遠したほどだといいます。

さすがに石川力夫ほどの破滅性はないものの、ともかく「ヤクザとして有名といっても色々あるのだな」と思えて興味深い一冊です。

木村勝美『シノギ 山口組系組長の錬金術』

木村勝美は特に獄中のヤクザとパイプを繋いで出版することが得意なヤクザジャーナリストです。

その木村勝美『シノギ 山口組系組長の錬金術』は、服役中のヤクザから送られてきた便箋の文を主体に、著者の木村が「シノギ」を焦点として解説を加えたもの。

便箋を送ったヤクザは山口組系組長で、敗戦後の日本の北海道の田舎漁師町で幼少期を過ごし、そこから東京に出て身を立てた男だそうです。

木村の筆を通じて、一人の男のヤクザ人生が、幼少期、シノギ、内部闘争、逮捕といった出来事とともに浮かび上がります。

草下シンヤ『裏のハローワーク 交渉・実践編』

裏社会・アウトロー系の取材が多い草下シンヤの『裏のハローワーク 交渉・実践編』もご紹介しておきます。

これまでと趣向が違うのが、交渉・実践の技術的なところを扱っているところです。

ヤクザや事件屋、詐欺師、ヤミ金業者といったアンダーグラウンドの人々がどのように稼いでいるのか、その具体的手口が語られ、評判の高いのが同書です。

雑誌系

『実話ナックルズ』バックナンバー

先述したように、アウトローを主要なテーマとするこのようなブログを運営していると、これまでまったく注目していなかった人物や雑誌に驚かされることがあります。

その一つが Kindle Unlimited でバックナンバーを読むことができるアウトロー誌『実話ナックルズ』です。

※ただし、①最新号は読めない。②バックナンバーもすべて読めるわけではないことにご注意下さい。後者についていえば、私が確認した範囲で読めるもっとも古い号は「2017年9月号」(↓画像↓)になります。

一般的には『実話ナックルズ』は、新井浩文の性的暴行での逮捕を予見したことで有名になった「ナックルズ砲」とも呼ばれる取材力で有名です。

私はそうした芸能界隈には興味はないですが、『実話ナックルズ』のアウトローへの取材力の強さには非常に驚かされました。

一番驚いたのは『実話ナックルズ』2019年11月号で、群馬県太田市で本職のヤクザ「栗山組」事務所を挑発する動画がSNSで拡散されて話題になった、半グレ「ブラット」を取材した記事かもしれません。

このブラットがヤクザ事務所を挑発する動画は、如何にも「ヤクザ凋落の時代におけるヤクザに対する半グレの下剋上」を象徴するものとして注目を集めました。

しかし実際にはナックルズの取材記事では、「ヤクザの下には付かないが『寄り』(親しく付き合う組織)はある」として、ヤクザと半グレの関係はもう少し複雑なようです。

現在 Kindle Unlimited では、このブラットの取材記事がある2019年11月号はもとより、現在でもしばしば話題の中心になる所沢のタイソン取材記事を含む2021年6・7月合併号、アウトローYouTuber特集のある2021年9月号などなどを読むことができます。

アンソロジー系まんが雑誌

Kindle Unlimitedではコンビニで売ってるようなエグイ系のマンガ雑誌も読めるという意味で紹介しておきたいのが、アンソロジー系のコミック雑誌です。(「アンソロジー」とは短編を幾つか集めたもの)

テイストは実話ナックルズやそれ以上にマッドマックスに似た感じがします。

あくまで一例ですが、例えばこんなものがあります。(リンク先でチェックできます)

漫画系

実録ヤクザもの漫画

Kindle Unlimitedでは実録ヤクザモノも豊富に取り揃えがあります。

一例を挙げると例えば次のようなものがあります。(リンク先でチェックできます)

村上和彦『日本極道史』

他に、注目すべき漫画に村上和彦の『日本極道史』があります。

最近では「本職も好むヤクザ漫画といえば『ドンケツ』だ」と聞いた気がしますが、一昔前のヤクザ事務所にはよくこの村上和彦の『日本極道史』が置いてあったとか。

村上和彦は画風が『ゴルゴ13』の「さいとう・たかを」にそっくりで、つい村上は「さいとう・たかを」のアシスタントを経験したのだろうと推測しますが、実はそうではなく、単に強い影響を受けただけだといいます。

そして大袈裟にいえば、『日本極道史』は絵が「さいとう・たかを」に似過ぎなせいで登場人物全員がデューク東郷に見えるほどで、見慣れないと人物の見分けが非常につきにくいです。

しかし『日本極道史』の絵と物語にはそうした欠点を上回るような独特の迫力があります。

現在、Kindle Unlimitedでは『日本極道史』の全35巻のすべてが読めます。

最後に

これで紹介は終わりですが、ここで紹介したのはあくまで「アウトロー系」に焦点を当てた上でピックアップした一部の作品だということを御承知ください。

ご紹介したもの以外で、文学・評論、ビジネス・経済、コンピューター・IT、ライトノベル、コミックなどなど、他のジャンルのものも知りたいという方は以下を御覧ください。

 

冒頭で述べたようにKindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)では、200万冊以上の本が月額980円で読み放題になります。

さらに現在では3種類のお得なキャンペーンを同時に開催しています。(終了日未定)

新規登録プラン:30日間無料
はじめてのKindle Unlimitedプラン:2ヶ月299円
再登録プラン:2ヶ月980円

ご自身がどれに該当するかは下記のページでご確認いただけます。

 

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