木村兄弟の弟・木村孔次朗|瓜田純士・柴田・石元が抱いた印象とは

アウトロー

兄・木村泰一郎、弟・木村孔次朗の木村兄弟といえば、半グレの関東連合と対立し、最終的に壊滅に追いやった有名なアウトローとして知られています。

その弟の木村孔次朗が2020年11月、恐喝容疑で逮捕されました。

ここではその木村孔次朗を間近に見て知っていた瓜田純士、また関東連合の柴田大輔(筆名:工藤明男)や石元太一の著書から、彼らが木村孔次朗(あるいは木村兄弟二人)に対してどのような印象を持っていたかをまとめてみました。

興味のある方はどうぞご覧ください。

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木村兄弟の弟・木村孔次朗|瓜田純士・柴田・石元が抱いた印象とは

この木村兄弟や木村孔次朗への印象は三者三様で興味深いものがあります。

瓜田純士による木村兄弟の弟・木村孔次朗の第一印象

まず瓜田純士は木村兄弟の兄の泰一郎と知り合う切っ掛けになった、イラプション・BAD-Gというチーマーとの抗争で、木村兄弟の弟・木村孔次朗を電話越しではありますが初めて知ります。

泰一郎が瓜田らのチームに志願したのは、「このままだと弟の孔次朗ジロウ(泰一郎は弟をそう呼ぶそうです)がやられる」ということが大きな理由だったといいます。

最終決戦が行われる当日、このようなことがあったそうです。

その途中、泰一郎は携帯電話で弟・孔次朗とケンカをしていた。「オレも連れて行けよ!」「まだダメだ!今回は我慢だ」「なんだよチクショー」と。

引用:瓜田純士『遺書』

後年、その凶暴さで東京中に悪名をとどろかすことになった木村孔次朗でしたが、この時の瓜田純士の印象は、「泰一郎には可愛い弟がいていいな」というだけのものだったといいます(ちなみに瓜田純士は2人兄弟の弟で、自身には弟はいません)。

他にも瓜田の著書には、中学時代のことか、木村孔次朗に自分の学ランをねだられた、というエピソードも書いていた記憶があります。

瓜田はその後、木村孔次朗が凶暴化し悪名をとどろかせた時期のことも知っていますが、このように瓜田の著書を読む限り、孔次朗の幼い時期の残像があるためか、彼に対し極端に凶暴性に偏った印象は抱いていないようです。

関東連合の柴田大輔(工藤明男)から見た木村兄弟

柴田大輔は暴走族現役時は見立真一、松嶋重といったメンバーとともに悪名をとどろかせた不良でしたが、暴走族引退後は徐々に実業にシフトし、その世界で成功した人物です。

関東連合による六本木クラブ襲撃事件後は、『いびつな絆 関東連合の真実』といった著書によって関東連合の内情を暴露、関東連合の瓦解に一つの役割を果たしたとされています。

ところで、関東連合は木村兄弟に敵対していたといっても、木村兄弟は警戒心が強く、また正面切って攻め込むようなこともほとんどしなかったため、関東連合の中でも実際に彼らに会ったメンバーは必ずしも多くないようです。

しかし柴田大輔は、瓜田純士らが関東連合の松嶋重の後輩としてイラプション・BAD-Gといったチーマー連合と喧嘩をした際に兄の木村泰一郎と、その後、関東連合と木村兄弟グループの緊張が高まる中、偶然出くわした木村孔次朗とタイマンをした際に(決着がつかずウヤムヤになる)弟と、木村兄弟の両者と面識を持っています。

柴田大輔は「工藤明男」の筆名で記した著書『いびつな絆』の中で、木村兄弟の噂や全般的な印象をこのように述べています。

特にキム兄弟(引用者注:木村兄弟のこと)の弟は、仲間内であっても、それほど親しくなければシノギの現場に平気でタタキ(強盗)に入るという噂が流れていたほどだ。

「裏切り」や「仲間を罠にはめる」ような文化を持つという点では、どちらのグループも似かよっていたかもしれない。ただ話を聞く限りでは、キム兄弟には、家族的なものや社会からも完全に隔絶された、人間関係の希薄さのようなものを感じる。

引用:工藤明男『いびつな絆』

柴田は実業で成功したことでも分かるように、「IQが高い」という説がある見立真一に劣らず頭の切れる人物だというイメージがあります。

「家族的なものや社会からも完全に隔絶された、人間関係の希薄さのようなものを感じる」とは、理知的な柴田大輔らしい感想だと思えます。

関東連合の石元太一から見た木村兄弟の弟・木村孔次朗

石元太一は見立や柴田よりも下の代で関東連合のトップになったこともある人物で、メディアではしばしば「関東連合元リーダー」という肩書で報じられます。

引退後はタレント活動などを行いましたが、六本木クラブ襲撃事件に関わったという容疑によって逮捕されます。

しかし容疑を否認、裁判では徹底的に争う姿勢を見せ、その一環として事件前後のことを『反証』という著書で記しています。

石元は六本木の牛丼屋「吉野家」で木村兄弟の弟・木村孔次朗に偶然会う機会があり、その時のことや彼に抱いた印象を『反証』でこのように綴っています。
(冒頭は石元太一のセリフから始まります)

「俺の連れに何か用か?」
と言うと、
「お前、関東連か?」
と突然尋ねてきた。
「そうだけど、お前誰なの?」
と聞き返すと、
「新宿のKだよ」
と答えてきた。
Y(引用者注:新宿ジャックス金村剛弘の後輩で石元の同級生)たちからの話だと、K弟はちょっと頭のおかしい人間のように聞いていたが、その時、俺は特段そのような印象は受けず、何かそわそわしていて落ち着きはないが、普通に話の出来る人間のような印象だった。

引用:石元太一『反証』

「ちょっと頭のおかしい人間のように聞いていた」という言葉は、如何に関東連合の周辺で木村兄弟の悪印象が盛んに伝えられていたか、想像させられる表現だと思います。

この記事は以上になります。

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