ピースの又吉直樹、NEWS加藤シゲアキらがMCを務めるフジテレビの「タイプライターズ」という番組に、鈴木晴香さんという歌人の方が出演されていた。
フジテレビ「タイプライターズ」に出演します!中村文則さんが歌集『夜にあやまってくれ』を推薦してくださっています。尊敬する、憧れの、ずっと会いたかった中村さん、又吉さんに挟まれている奇跡…!
1/5(土)午前10:25から。関西では未定ですが…ぜひご覧ください!https://t.co/IBxsUSOERp pic.twitter.com/BgbwZ0sU2h— 鈴木晴香 (@UsagiHaru) December 28, 2018
私はこの人のことを知らなかったので気になってさっそく調べてみた。
鈴木晴香(歌人)の画像とプロフィール
いよいよ明日8日の開催です。
鈴木晴香さん@UsagiHaruの<現代短歌>教室「31文字のせつなさ」
12月8日(土)15時~16時半
参加費1500円
定員8人「会」という文字が入った自作の短歌を提出してください。
提出がなくてもご参加できます。詳しくはhttps://t.co/10Vvx4a0BKをご覧ください。 pic.twitter.com/Azifn9FYTx
— Readin'Writin' BOOKSTORE(落合博/子どもに育てられ中) (@ochimira) December 6, 2018
名前:鈴木晴香(すずき・はるか)
生年:1982年生まれ
出身:東京都台東区
大学:慶應義塾大学文学部卒
鈴木晴香(すずき・はるか)さんは 1982年生まれ。
だからこの記事を書いている時点で、年齢はおおよそ36歳くらい、ということになる。ただ誕生日は分からなかったので正確には分からない。
また女性の方だから年齢をばらされるのは嫌かもしれない。
すいません。と一応謝っておく。
そして出身は東京台東区。
大学は慶應義塾大学の文学部を卒業している。
なかなか高学歴である。
専攻は英米文学。
ここで短歌してんのに国文学と違うんかい、とツッコむのは野暮である。そういうヤツはきっと女にモテない。
鈴木晴香さんが短歌を始めた時期は意外と遅い。
2012年に雑誌「ダ・ヴィンチ」の連載「短歌ください」への投稿をきっかけに短歌を始めた、ということなので、30歳頃からということになる。
同年の10月に塔短歌会に入会。
この「塔短歌会」というのは、ドイツ文学者で歌人でもあった高安国世(たかやす くによ・男性)が創設した、短歌発表・批評のための結社だという。今でも「塔短歌会」は月刊の短歌雑誌『塔』を出している。
そして鈴木さんは2016年に歌集『夜にあやまってくれ』を出版する。
鈴木さんの現在の活動としては、短歌×イラストのギャラリー展示や短歌教室、ポエトリーリーディング(詩人が自作の詩を読み上げるイベント)などを行っているという。
短歌作品
そして気になるのは鈴木さんが本業の短歌でどういう歌を詠んでいるのか、ということだが、私は『夜にあやまってくれ』を読んだわけではない。
だから適当に、Amazonのレビューやその他を参照しながら、鈴木さんの詠んだ歌を拾っていこうと思う。
ちなみに私は普段から短歌を鑑賞したりという趣味は一切ないので、歌のチョイス・センスや批評についてはどうか当てにしないようにお願いします。
まぁ結局自分のセンスで選ぶっていうより、ほかの人がよく引用してたりするもんを同じように引用するだけになりそうだけどね……
では始める。
まず『夜にあやまってくれ』のタイトルになった歌はこんな歌らしい。
悲しいと言ってしまえばそれまでの夜なら夜にあやまってくれ
またこの歌は著者自選五首の一つでもある。
そして自選五首の他四つは下記の歌。
非常時に押し続ければ外部との会話ができます(おやすみ、外部)
レトルトのカレーの揺れる熱湯のどこまでもどこまでも透明
君の手の甲にほくろがあるでしょうそれは私が飛び込んだ痕
君の頰に「は」と書いてみる「る」は胸に「か」は頭蓋骨に書いてあげよう
他には、
沿線に縷々と干されているシャツのどれも白くてどこへ帰ろう
黙ることが答えることになる夜のコインパーキングの地平線
何が悲しいってこれを初恋と呼んだら君が笑うってこと
そんな感じでしょうか。
最後に
以上で私の調べは終わりである。
というわけで、歌人・鈴木晴香さんが気になる人は、一度『夜にあやまってくれ』を読んでみてはいかがだろうか?
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。