【炎上】カネカ育休取得ページ削除?システム障害?社員に弁明メール

カネカが元社員の妻と思われるツイッターアカウントに、「パタハラ」(=育児休暇を取る男性などに嫌がらせや差別的発言をする「パタニティ(父性)ハラスメント」)を訴えられて炎上しました。

「カガクでネガイをカナエル会社」というCMでも有名な化学メーカーのカネカが、元社員の妻とみられる人のツイートを切っ掛けに炎上したことで物議を...

炎上の過程でカネカのホームページに多くのアクセスが集中すると、育休に関するページが見られないという事態が発生したために余計に疑惑を招きました。

これは「カネカが育休取得のページを削除」ということで物議をかもしましたが、カネカはこれを「単なるシステム障害」としました。

カネカの弁明は? また社員に弁明のメールを送ったというニュースもありましたが、この社員への弁明のメールとは?

これらを調査してまとめました。

カネカ育休取得ページ削除?

ホームページも落ちた?

またカネカのホームページそのものも、一時見れなくなったということです。

しかしそれについても「意図的にブロックしていたのでは」という疑惑が出ていました。

カネカはシステム障害と説明

しかしカネカは、育休のページは削除しておらず、2月にホームページをリニューアルしたことにともなう混乱だと説明しています。

出典:カネカ

6月2日のシステム障害について

2019年6月3日

昨日はアクセスの集中により一時的に当社HPに繋がりにくい状態が発生しておりましたが、
現在は、能力増強など実施し、安定運用に努めております。

また昨日ワークライフバランスの項目については、HPを削除しておりません。
2月にHPをリニューアルし、内容を再編いたしました。
ワークライフバランスについては、採用情報『多様性の推進に向けて』の中で引き続きご説明しております。
内容は、ライフイベントとキャリアの両立支援についてまとめております。
2月にHPをリニューアルした際に、旧サイトは全て削除するべきところ、一部が残ってしまいました。
混乱を招いたことについてお詫び申し上げます。

引用:カネカ

しかしワークライフバランスについて採用情報『多様性の推進に向けて』で説明しているとしていますが、下にスライドして見つかる「採用情報」のページには「新卒定期・通年採用」「キャリア採用」の2つの選択肢があるだけで「多様性の推進に向けて」は見つかりません。

どうなってるのかと思いますが、さらに「新卒定期・通年採用」に進むと、左側のメニューにまた「採用情報」があり、その中のメニューにようやく『多様性の推進に向けて』が見つかります。


出典:カネカ

最初は「嘘をついてるのか?『多様性の推進に向けて』なんてどこにもないじゃないか」と思ってしまいそうになりますが、一応本当に『多様性の推進に向けて』というページはあるようです。

しかし単純に分かりにくい

こうしたウェブ構築が得意な社員がいないのか、もしくはかなり混乱して支離滅裂なことになっているのか分かりませんが、このような時ですから、痛くもない腹を探られたくないというならもう少し丁寧に説明してはどうかとも思います。

カネカ広報はホームページ削除疑惑を否定

また日経ビジネスがカネカに取材したところ、やはりホームページの育休に関する説明ページを削除した疑惑について否定したようです。

カネカの広報は、

「全くの誤解。ウェブサイトのリニューアルで当該ページを削除したのであって、今回の件を受けて削除したものではない」

引用:「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

としています。

パタハラ疑惑に関するカネカの説明

またカネカ広報は、日経ビジネスの取材に対してパタハラ疑惑そのものについて、実際にそのようなことが起こったのかという質問には「現時点では答えられない」、事実だとすればパタハラにあたるかという質問にも「仮定の話には答えられない」などと言を左右にしました。

カネカIR・広報部は日経ビジネスの取材に対して、以下のように答えている。

男性社員に育児休暇復帰後2日で転勤辞令を出した事実はあるか、との質問に対しては「ツイッターでの一連の議論は承知しているが、発言の主は当事者の妻であると推定され、かつ当社と断定して発言しているわけではないので、現時点では事実の有無も含めてコメントできない」とし、事実があった場合は「パタハラ」に当たるのかとの質問には「仮定の話には答えることができない」とした。

また、男性が上長から「有給休暇の申請を断られた」という事実はあるかとの問いに対し「事実を確認しているが、これも当事者が当社の社員であるとはっきりするまでコメントできない」としている。

引用:「育休復帰、即転勤」で炎上、カネカ元社員と妻を直撃

社員への弁明メール

日経ビジネスやハフポストによると、カネカは3日中に社長の角倉護から社員宛てに、今回の炎上に関するメールが出されたということです。

日経ビジネスは「複数の同社社員が認めた」としています。

メールの内容はツイッターで炎上したことで出回っている情報について「正確性に欠ける」としています。

一方で(該当の元社員かは分からないものの)「育児休業休職直後に転勤の内示を行ったことがある」ということは認めており、しかしその理由は対象社員に対する「『報復人事・見せしめ』ではない」としているようです。

メール全文は次のようなものだと報じられています。

2019年6月3日

社員各位

社長

昨日6月2日より、SNS上に当社に関連すると思われる書き込みが多数なされていますが、正確性に欠ける内容です。

育児休業休職直後に転勤の内示を行ったということはありますが、これは育児休業休職取得に対する見せしめといったものではありません。

十分な意思疎通ができておらず、着任の仕方等、転勤の具体的な進め方について当該社員に誤解を生じさせたことは配慮不足であったと認識しております。

春の労使協議会でも述べたとおり、「社員は最も重要なステークホルダー」であります。

今回のような行き違いを二度と発生させない様、再発防止に努めます。

以上

引用:カネカ続報、「即転勤」認める社長メールを入手

批判の声

しかしこのメールに対しても批判の声があり、またメールがすぐ流出したことで社内の不満などを推測させてしまい、炎上は収まる気配がありません。

以上です。

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