神原雅行の生い立ち|幼少期の母の虐待や性犯罪被害、須藤元気の秘話まで

アウトロー

先日、瓜田純士のYouTube動画の生配信に登場して衝撃を与えた神原雅行(神原三兄弟の長男)ですが、またあらためて瓜田の動画に登場しました。

グラフィティアートの件で保釈中だという神原は、須藤元気と手紙のやり取りをしたこと、保釈金の半分は木村兄弟の木村孔次朗が出したなど、アウトローならではの様々な秘話を語ります。

しかし、もっとも注目すべきは神原雅行の幼少期・生い立ちに関する話であり、彼が母親から虐待を受けていたこと、小学生の時に性犯罪被害に合ったことなど、衝撃的な逸話が語られています

スポンサーリンク

神原雅行の生い立ち|幼少期の母の虐待や性犯罪被害、須藤元気の秘話まで

【神原雅行】初めて語る、彼のもう1つの素顔

ここから動画の内容をまとめていきます。

瓜田が神原雅行に出演をお願いした理由

冒頭、瓜田は神原雅行に出演をお願いした理由を丁寧に語っています。

神原が今は保釈金を払って裁判の結果を待つ保釈中の身であること、またおそらく動画の終盤で使う神原のラップにからむものか、音楽の権利関係で難しいところがあったようなことを語っています。

さらに、神原雅行については世間の噂で様々なことが語られているものの、「その人となりを知らずして言われてるけれども、神原君の方からの声ってのはどこにもない」として、本人が自らの肉声でメッセージを語ることに意味があるのではないか、としています。

通り魔事件の須藤元気との秘話

次に麗子夫人が「ネットとか世間で有名なのはどういった件で有名な人なんですか?」と質問をして、神原は子供の頃からの悪さのために、また須藤元気が被害者の一人となった通り魔事件の件で有名になった、という話をします。

ここで須藤元気との秘話が明かされますが、それによると地元の兄ちゃん(おそらく先輩)から「被害金だけでなく気持ちでいいから自主的にお金を出せ」と言われたらしく、そのお金を被害者5人に出した話をします。

言葉がたどたどしく伝わりづらいですが、そのお金は神原を支援する有志から集めたものらしく、それを知った須藤元気は「それは受け取れない。刑務所を出てから大事に使ってください」として拒否したといいます。

そうした事情で神原は「僕は須藤さんに関しては未だにすごくリスペクトしてます」と語ります。

また保釈中の件はグラフィティアートの一件であることが語られます。

【画像】神原雅行の現在|スモーキー名乗りペイントで逮捕【写真】
『闇金ウシジマくん』といった有名マンガのキャラクターのモデルにもなったことで知られている、「神原三兄弟」の神原雅行(かんばらまさゆき)が逮捕されたことが報じられました。 神原雅行は「smokee(スモーキー)」を名乗り壁に落書きをして...

ここでも非常に意味が取りにくいですが、罪を認めるにあたって代々木警察署と色々やり取りが紛糾したらしいことをかなり手身近に話します。

おそらく純粋なアーティスト活動だと捉える神原と、器物損壊の行為として処理しなければならない警察との間で紛糾したものの、神原は最終的に警察の主張を認めた、ということかもしれません。

地元の繋がり

瓜田は神原から「今後は真面目にやってやり直したい」という言葉を聞いて、この動画を取ることにしたらしく、「『その言葉に嘘はないぞ純士』っていうのを宣言してほしい」といいます。

ここで神原の話が瓜田の言葉から少し脇にそれ、瓜田が真面目にやっていることを知っている、という話から、地元での繋がりの話になります。

瓜田が成功して多少小金を持つようになったことへの妬み・嫉みを批判し、地元の人間からもっと応援すべきだ、とします。

少しだけ邑井祐介の話が出て、彼が失敗したことで(刑務所に入ったこと?)で見捨てるのは冷たすぎる、といった意味のことを話します。

金村が殺された西新宿事件や保釈金を木村孔次朗が払ったこと

金村が殺された西新宿事件(六本木クラブ襲撃事件の遠因となった事件)の話をし、神原は金村のお姉さんとも子供の頃からの知り合いらしく、それでもラッパーとして「報復に次ぐ報復、その分得られない幸福」というリリックを披露し、報復は何も生まない、という話をします。

また神原は金村を「金ゴン」と呼んでいたこと、撲殺した複数人を「全員知っている」ということを話します。

さらに石元太一とは面識がないこと、また木村孔次朗とは高校2年間ずっと付き合いがあり、今回の保釈金の半分を木村孔次朗が払ってくれた、という話をしています。

無料で飲めたゲーセンのメロンソーダ

神原は小学校2年生からずっと新宿・歌舞伎町にいた話をします。

「スターダスト」というゲームセンターでは無料でメロンソーダが飲み放題で、それが楽しみだったそうで、それ以外の必要なお金は母親の財布からくすねていたようなことを話します。

ちなみに世代がほんの少し違う瓜田の頃には、メロンソーダは無料ではなく10円、コーラは50円だったそうです。

小学生の時に性犯罪被害に。その時に見た映画『処刑教室』

神原が街でよく通っていた場所の一つが映画館で、そこで性被害にあった話をします。

小学校2年の終わりか3年になったぐらいの頃の話です。

映画館で映画を見ていたところ、隣のオジサンが足などを触ってきたそうです。

「お兄ちゃん何やってんの」と言われ、神原少年は「いや、別に」と曖昧な返事をしたり、いる場所ないから映画館にいる、といった返しをします。

気持ち悪くなった神原は席を離れ、小便をしにいきますが、いきなり男はトイレに入ってきて、その男の男性器を無理やりしゃぶらされたといいます。

麗子「怖くてその時は抵抗はできない?」

神原「うん」

麗子「かわいそーに」

神原「小学校3年ですからね、ふふっ」

瓜田「怖いよー」

神原「それでオエーッて、最終的に、そいつがバーッて(走って)消えちゃいましたけど」

その時に見ていたのが「処刑教室」(1982年製作のカナダ映画か)という映画だったらしく、要するに校内暴力で荒れる学校の教師と生徒の物語らしいですが、動画の話から推測するに、ラストシーンでは登場人物の「先生助けてくれー」というセリフとともに相手を飛び出しナイフを使って殺害して終わる、というものらしいです。

後の会話では、瓜田はその時見ていた映画が、神原に「暴力で身を守る」「暴力で問題解決する」という思考を刷り込んだのではないか、ということを話します。

【虐待の連鎖】少年期の母からの虐待

瓜田が「そういう体験で大人への反骨心が芽生えたのか」と質問すると、神原はそもそもそれ以前の話として「虐待は虐待を繰り返す」と話します。

唐突にこの言葉が出てくるので最初は意味が取りにくいのですが、これは神原雅行の母がその母にあたる人(神原からすると祖母)に見捨てられており、そのことが神原の母の心に影を落として、神原の母が自分を虐待するという、「祖母→母→神原」と連なっていく虐待の連鎖があったことが原因だろう、ということを言いたいようです。

同じくたどたどしい会話で意味は取りづらいですが、神原の母は6歳の時に母親(神原の祖母)に見捨ててハワイに移住したといいます(祖母が母を見捨てた年齢として最初に『小学6年生の時』とも言ってますが、これはおそらく先の自分の『小学2、3年』という言葉に引っ張られて間違えたのだと思います)。

この神原の母と神原は17歳以来会っていないそうですが、おそらく神原の母もその母親との関係修復に40年以上かかった、今はダルクか何かを立ち上げて活動している、といった話しています。

さらに神原の母の神原雅行への虐待は3、4歳の時からあったらしく、マッチの火を1本ずつ擦り押し付ける、またマッチを擦り押し付ける、という行為をしたといいます。

しかし神原によれば、母親はほとんど無意識でやってしまっていたそうです。

そして神原の母は、そうした行為を行った後で正気に戻るたびに、良心の呵責に耐えかねて半狂乱になって、神原の前で自分の母の残されている1枚の小さな写真を持ちだして、言葉にならない言葉をまくしあげたといいます。

神原の母はそうした行為の後で泣きながら息子を抱きしめますが、神原も「ママ泣かないで」と抱きしめ返したそうです。

母を抱きしめ返す仕草をする神原雅行

学校の先生に目をつけられイジメられる

ここで神原が小学校時代に教師に目をつけられて徹底的にイジめられた話になります。

多少前後する話をまとめると、神原が通っていた小学校はおそらく「渋谷区立中幡小学校」で、自分をイジメた教師の名も「アライサブロウ」とフルネームで話しています。

もう一人もいるそうですが、これは聞き取りづらいです。

小学校2年の終わりごろから6年まで教室には神原の席がなく、クラスメイトに「神原と口をきいたら村八分だ」と話し、廊下に席がある状態がずっと続いたそうです。

教師にイジメられた事情については、憎まれ口か本当かは分かりませんが、そのアライサブロウという教師が「ロリコン」で、神原が掃除をしないことをその教師のお気に入りだった学級委員長の子に咎められた際に、その子をホウキで叩いたことが原因で始まったとしています(この学級委員長の子も名前を出したようですが、編集で「ピー音」を入れられています)。

他にも神原は、教師にプールで頭を無理やり押さえつけられる、といったこともされたそうです。

おそらく神原の小学校時代の2年から6年にもこの長い渡る孤立の期間は、教師のみならず周囲の人間全員に対する敵意を形作ったようで、神原は「長いものに巻かれてるやつらが僕の小学校のやつら全員だったんで、女を含めて」と語っています。

歌舞伎町で知った人の優しさ

学校で居場所のなかった神原は、歌舞伎町でのいい思い出を話します。

神原「やっぱり純士の大好きな新宿?(笑)、来てる方が全然(落ち着く)」

瓜田「新宿が仲間っていうか新宿が故郷みたいなあれですよね」

おそらくソープ嬢と思しきお姉さんに声をかけられて心配してもらい、駅まで送ってくれたり、お小遣いをもらったり、ロッテリアで奢ってもらったという話をします。

こうした思いでもあって、神原は「僕にとって歌舞伎町のネオンっていうのは、学校よりもどこよりも温っかかった」と語ります。

BMXで知った新しい世界や女の子との付き合い

神原は友達もしていたBMX(Bicycle Motocrossの略で自転車競技の一種)やスケーターの世界で「違う世界が見えた」としています。

BMX世界チャンピオンの外国人の誰それ(聞き取れず)、日本チャンピオンの和田幸司(わだこうじ)といった名前をあげ、そういう人が近くに来た時は見に行っていたと話します。

瓜田は「グラフィティとか、BMXに乗ってるのが神原君の本当の顔なのか、それとも悪名高い方なのか」と聞くと、神原は「(グラフィティを描いたりBMXに乗ってる方の自分が)僕ですね」と返します。

悪名高いことに関しては、「自分はゴキブリみたいなもん」と卑下しつつ、「でもゴキブリは偉大なんで」として、女子供に危害を加えるような「外道」と区別している、と語ります。

神原「でも僕はラップでも言ってますけど、外道じゃない。外道はウジ虫だと思ってます。でもぼくはゴキブリだと思ってますんで、はい、街のゴキブリ。ゴキブリはやっぱ偉大だし。純士の言う通り、ドブネズミ、素晴らしく美しいものですよ。でもやっぱり不良、例えばヤクザの世界でも言いますけど、女子供に(危害を加えるのは)ああいうのは外道ですよ、僕から言わせれば」

神原は女の子との付き合いについて、一番長く付き合った子は中学2年の時に拉致され、新宿で1カ月ぐらいあらゆる客からレイプされた女の子だといいます。

神原は「ハギヤマ」(おそらく児童自立支援施設の萩山実務学校)、「武蔵野」、赤城少年院と各所を転々として、12歳の3月13日に捕まり中学校3年の8月に出所、それで女の子とは別れてしまった、というような話をしています。

子供の光を奪う大人は一番の社会悪

動画がいよいよ締めに差し掛かり、瓜田純士・麗子の瓜田夫妻はそれぞれ、神原雅行に「これからはアーティスト活動を主体にして真面目に生きていく」という確約を引き出そうとします。

麗子「今回、本当に更生しようと思ってくれて、もう決意表明でこのチャンネルに出ていただいて、最後の最後に瓜田夫婦にちゃんと『もう絶対に悪いことはしないよ』って。これからはまっとうに生きて人に夢と希望を与える活動を、色んな表現をしていくっていうことを聞かしてください」

瓜田「応援してますよ、マジで」

神原は「ずっと僕の根底にあるものとして、『子供の光を奪う大人は一番の社会悪だ』」と語り、真面目にやっている純士を「裏切れない」と話します。

しかし神原は「僕はグラフィティの世界で、そういう風になった時にはやっぱり前に出ます。グラフィティのやり方として、前に出ます」と話し、今後も法にふれることを一切しないかどうかは分からないとしています。

話が脇道に逸れたりして、なかなか約束の言葉が出ない神原を瓜田がさらに促します。

なんとか神原は「世界中の子供たちに対して僕はグラフィティ書いてます」と語りますが、それでもなかなか最終的な締めの言葉が出てきません。

仕方なく瓜田夫婦は半ば強引に「神原雅行はこれからはラップやグラフィティのアーティストとして活動していく」と宣言し、瓜田は「どうか宜しくお願いします」と視聴者に向かって頭を下げます

ここでようやく神原も「ありがとうございます」と締めの言葉を述べます。

その後に出てきたこの瓜田・神原の対話篇における神原雅行の最後の言葉は「すべての子供たちを僕は愛してます」でした。

この後、動画では神原雅行のラップをBGMとして、瓜田の先輩・神原への思いが綴られて終わります。

神原雅行も、ここまでじっくり真面目な話を発信できる機会は滅多にないんでしょう。

話の締めに時間がかかったのも、彼はこれほどじっくり深い話を聞いてもらえる時間が終わるのが名残り惜しかったんだろうと思います。

最後に

昨今の傾向として、凶悪な事件が報じられた際の世間・ネット世論の反応で「厳罰化」を叫ぶ声が非常によく聞かれます。

この神原雅行についても、様々な悪名を知っている方はけしていいイメージを抱いていないことはよく分かります。

しかし、神原がどのような幼少期を過ごしたかを知った以上、神原雅行のみならず、常習的な犯罪傾向のある人一般について、読者・視聴者の皆さんには今一度深く思いを致してほしいと願っています。

よく皆さんに理解してほしいのは、こうした話がたまたま神原雅行にだけ、あるいはそれ以外の不良・犯罪者の一部にだけあるわけではないということです。

つまりその身の上話を聞くまでもなく、こうした人たちの背後には「常に」といっていいほど、この種の悲しみがあるということを、ごく当たり前のように想像できるようになってほしいです。

今回は話の聞き手であった瓜田純士にしろ、幼い瓜田は父が母を泣かせることをよく見ており、喘息の兄ととも留守番しながら、働きに出た母が早く帰るようにと祈る幼少期を過ごしました。

柴田大輔(工藤明男)は幼い時から、仕事から帰った父を玄関先で延々怒鳴る母と、それにジッと耐え続ける父の間に入り、時に耐え切れずに父が外に出て行った時には連れ戻しに行くことをしていたといいます。彼は父が初めて「お母さんが嫌い」という本音を語ってくれた時、本心が聞けたことがかえって嬉しかったそうです。

久保広海(所沢のタイソン)の家庭でも子供の頃から喧嘩は絶えず、父と兄が殴り合ったり、兄と久保が喧嘩した時には、兄に包丁で背中を刺されたりしたといいます。

今回の神原にしろ、瓜田がこういう機会を与えることでその話がわれわれに届きましたが、そうでなければ最後まで具体的な話については知らなかったでしょう。

しつこいようですが読者の方に理解していただきたいのは、他の話のついでに漏れることこそあれ、それ以外では彼らは必ずしもこうした話を自発的には語らないということです。

というのも、それは彼らにとってはごく当たり前の過去の日常だからです。

だから彼らが語る前から、そうした人を見る時に、多くの人が当然のように「その背後にはこのような語られない苦しみがある」ことをごく当たり前に想像できるようになってほしいと私は思います。

私は彼らの直接の被害者に対してまで、「彼らアウトローに対して必ずそうした態度で接するべき」と無理強いしたりはしません。

それでも多くの人たちがこうしたアウトローに対し、憎しみよりもむしろ同情と思いやりの心を持って見ることが上回るようになれば、具体的な施策よりもはるかに犯罪者の再犯率や表の社会からドロップアウトする人の数を減らせるのではないでしょうか。

(記事おわり)

タイトルとURLをコピーしました