一人の男子生徒の服を複数の生徒が脱がす「岐阜県海津明誠高校のいじめ動画」とされるものがツイッターで出回って物議をかもしています。
ネット上では批判の声や加害者とされる人物を特定しようという動きが出ているようです。
岐阜県海津明誠高校のいじめ動画?
動画について、このように説明されています。
詳細です。拙い文章で申し訳ありません。 pic.twitter.com/NdMlFWsKas
— はるくん⭐️ (@harukun0222_) 2019年6月16日
この「はるくん」という方によれば、被害者⇒被害者の友達⇒「はるくん」(被害者の友達の友達)という風に動画は回ってきたと言います。
また最初にほぼモザイクなしのものが出回り、さすがにそれはまずいということでモザイクをして拡散したそうです。
岐阜県海津明誠高校とは?
岐阜県立・海津明誠(かいづめいせい)高等学校は偏差値が42~44ほどの共学の高校です。学科は普通科、生活福祉科、情報処理科があります。
WEBマガジンの「WEZZY(ウェジー)」(6月17日の記事)によれば、編集部の問い合わせに対して、学校の担当者から「現在、岐阜県教育委員会の学校安全課や警察と連携して事実関係を確認中であり、対応についても協議中です」という返答があったとのことです。
過去にも事件が
また海津明誠高校は以前にも何度か事件を起こし報道されたことがあるようです。
- 2013年:バスケットボール部のコーチが1年生の部員たちに対し「くず1年」など発言、特定の生徒に「使えない」「辞めていい」などと言い、その生徒は部活を休むようになって、約1か月後に自殺。
- 2018年3月:当時28歳の同校の男性教師が交際相手の20代女性に「本当に殺して」などとスマホでメッセージを送った強要容疑で逮捕。女性が「殺すことはできない」と答えると「それなら警察に行く、どうする? 選べ」など何度も送った。
- 2019年3月:同校の30代男性教師が複数の1年生の答案を改ざんし、点数を上げていたことに別の教師が気づき、管理職に報告して発覚。男性教師は「頑張っている生徒の点数を上げたかった」「自分の指導力のなさを知られたくなかった」という趣旨のことを話す。
岐阜県海津明誠高校のいじめ動画が炎上、批判の声
動画の中での行為について多くの批判の声が挙がっています。
どう考えてもいじめ!
めっちゃ腹立つ!😠😠
こんなことができる神経がわからんわ!
絶対許すな!!!岐阜県海津明誠高校#拡散希望 #いじめ
pic.twitter.com/XJgEBhrabm— フリークス🙄💭 (@UAS_tssj1) 2019年6月16日
回ってきた岐阜県の海津明誠高校ってとこの動画酷いな
いじめを通り越してる…
なんでこんなこと出来るのか解らない— オレンジ畑 (@anotherone605) 2019年6月16日
岐阜県海津明誠高校のいじめの動画
あれ女子と思われる生徒の笑い声も聞こえるよね
こんなこと言って良いのかな、岐阜県に生まれなくて良かったわ、— 怜@コンパス大阪街キャラバン(8/25)行きます! (@7i_cps) 2019年6月16日
岐阜県海津明誠高校のいじめ頭可笑しいでしょ。周りで笑ってる男子も女子も人として終わってるないわ
— まな (@250856a01148) 2019年6月16日
問題になった岐阜県海津明誠高校のいじめ動画ほんまに胸糞悪いな。
— 麗しき暴食亭 (@monsterkyabe2) 2019年6月16日
既に加害者3人が特定か
こちらのツイッターアカウントで特定された加害者の男子2人と、撮影した女子1人が分かります。
⇒特定①
⇒特定②
⇒特定③
イジメを疑う声も
ただごく一部ですが、本当にいじめの動画か疑う声もあります。
岐阜県海津明誠高校の動画について解析しているけれど、どう考えてもやられている本人が笑っているんだよね。
やはりこれはいじめではなく罰ゲームか何かでは?
暴れる様子もない。ガチないじめならもっと抵抗しないか?
音声解析もしようかね。クラスの女子含め笑っている。泣き叫ぶような声もない。 pic.twitter.com/P3TmxBFbHq— かけぞうチャンネル🐘はむぞうのきもち🐹 (@KakezouChanneru) 2019年6月16日
顔が笑っているように見えるということが根拠のようです。
しかしイジメられる人は、しばしば表面上の様子(表情)などについては、イジメっ子に迎合するようになってしまうこともありますので、それだけでは何とも言えません。
一方webマガジンの「WEZZY(ウェジー)」はトレンドブログを牽制しつつ、確定的な情報ではないので慎重に扱うことを呼びかけています。
事件の容疑者や炎上騒動に関わった人の個人情報をまとめる「トレンドブログ」では、いじめに関与したと見られる生徒の名前や顔をいち早く特定し、拡散され始めている。(中略)
ネット上でのバッシングには、加害生徒への強い処罰感情からくるものもあれば、ただ“炎上祭り”に加担して盛り上がっているだけのものもあるだろう。強い正義感を振りかざして、「ネットリンチ」や「私刑」に走ることもまた、集団によるいじめと同じ構図だ。いずれにせよ、真偽不明の情報にデマも含まれている可能性がある中、鵜呑みにして特定の学校や個人を叩くべきではない。デマの拡散が無関係の誰かを追い詰める結果にもなり得ることを理解してほしい。
引用:「WEZZY」