「家ついて行って」浦和死亡事故・高齢ドライバーの暴走事故とは?

5月15日に放送されたテレビ東京の人気バラエティ番組「家、ついて行ってイイですか? 」では、高齢者のドライバーによる事故で高校一年生の娘をなくした父親が出演したことで大きな反響を呼んでいる。

該当の放送回の内容や、その死亡事故に関する情報を調べてまとめてみた。

「家、ついて行ってイイですか?」の該当動画

家、ついて行ってイイですか 2019年5月15日

「家、ついて行ってイイですか?」で放送

5月15日に放送されたバラエティ番組「家、ついて行ってイイですか? 予想外の結末…最後に衝撃告白SP」(テレビ東京系)について、「多くの人に見て欲しい」との声が上がっている。

この日、番組に登場したのは、大宮駅で番組スタッフに声を掛けられた47歳の男性。家について行くのを快諾し、移動のタクシーの中で「12年前くらいに離婚、娘が2人」「職業は板前」など、オヤジギャグを織り交ぜながら明るく語っていく。

到着した家は、かつては家族と生活していた一軒家。家の中には“とある理由”で閉めたという、自身が経営していた和食店で使っていた商売道具がたくさん置かれていた。閉店したのは「3年くらい前」。その理由については「閉めざるを得なかった。ものすごいみんなで賑わってたけど」と語る。

離婚後も娘2人とは数か月に1回のペースで、食事や買い物には行っていたそうで、「それだけが私の楽しみだった」そう。そして「上の子なんか負けず嫌い。勉学もトップクラスだったな。蕨高校。(次女は)謙虚なねぇ、奥ゆかしいところある女の子だな」などと嬉しそうに娘の話をしながら、各部屋を見て回っていると、スタッフが玄関にかかっていたスーツに気が付いた。

なぜ玄関にスーツ? その質問に、男性は「きょう着たの。娘の裁判」と、指さした先には仏壇。「娘、事故で亡くしとる。それの民事裁判」と、事故の詳細について語り始めた。

「3年前、長女が高校1年生のときに、浦和でご老体に後ろから轢かれて亡くなったんだ。ニュースでもずっとやってた」
「(運転してた人は)当時80歳」
「一生懸命頑張って進学校に入ってくれて。したらその瞬間だからね、命奪われて」
「午後2時30分頃かな。横断歩道渡り終えた娘が浦和駅に向かって歩いてたんですよ。老人が運転する車、娘に気付かなくて、助手席に奥さんが乗って『危ない!』って言ったらしいんですよ。それで慌てたのか知らないけど、アクセルとブレーキ踏み間違えたと」
「そのまま壁に向かってうちの娘を押し当てて、5分も6分も10分も降りて来ない。本人は。周りの人間がダーンと窓叩いて、それでも降りてこない。『何やってんだ!お前、早く降りろ!バックしろ!』。それでもアクセル踏み潰してた」
「娘が『ギャーー!』って言ってる声がマンションの3~4階まで響いてたってんだから」

長女は救急車で病院に運ばれたが、その時点で心肺停止。開胸して心臓マッサージも行われたものの、「心臓の一番太い血管損傷で、失血で亡くなった」という。

その日は「たまたま(学校が)休みで、RADWIMPSのコンサートに行く途中でしたね。12月23日。あと2日で誕生日ですよ。25日誕生日だから」。そのため「12月が来るのが憂鬱でしょうがないです」と語る。

刑事裁判の判決は「実刑禁固1年6か月だ。80歳でそういう処分を受けるのは異例と、当時言われましたけど」。民事裁判の判決は「今度の秋口くらい」に出るそうだが、「ただ、その加害者、きょう裁判所行ったら、2月7日に死にましたっつうね。ふざけんなって話だよな。オレ、どこに誰に、何を言えば良いの? それで判決出た、出ない? 冗談じゃないよね。お金払う、払わない。そういう問題じゃないよ。納得なんていくわけないのに、納得いかされちゃうんだから、判決として」と、男性はやりきれない思いを吐露した。

そして、店を閉めた“とある理由”についても「(娘が亡くなってから)何も手がつかないですよ。収入も入らぬまま家賃だけ払って。(店維持するのは)不可能じゃないですか。だから店を畳んじゃいました」と明かした。

長女の遺影を前に、男性は「悔しくて、無念で仕方がない。何もしてあげられなかった。抱きしめたいよ……。抱きしめたいよ……。抱きしめたいですよ……」と涙。また、長女の幼少期の写真を見ながら「こんなちっちゃくて、こんなに……この子がいなくなっちゃったと思ったら、死にてぇよ、オレだって。かわいいだろ? こういう写真見ちゃって、悲しみが先に来ちゃって前に行けねぇよ」と辛い胸の内を語った。

最後に、スタッフは「お店を再開する気持ちは?」と質問。これに「ありますよ。この裁判が決着して、私なりにもう一度やれる力があると思えば、決断してやろうかなと思ってますよ。そうすれば下の子にもご飯食べさせてあげられるし。僕が作ったものは美味しいって言ってくれてたから。もう1回。プロフェッショナルになりますよ。それは……娘に約束したいかな」と前を向く男性だった。

この放送後、Twitterなどネットでは「涙が止まらない……」「途中から泣いちゃってちゃんと見てられなかった。高齢ドライバー事故の被害者の方の話をこの番組で見るとは思わなかった」「お父さんの『抱きしめたい』が本当に辛い」「高齢ドライバーの講習に使って欲しいくらいの、すごく、すごく意味のある回だったと思う」「どうか一人でも多くの人がこれを見て、考えて欲しいな」など、さまざまな声が上がっている。

引用:ナリナリドットコム

概要:高齢者ドライバーの暴走事故で娘を失った父

問題の放送は5月15日のテレ東「家、ついて行ってイイですか?」。

大宮駅で声をかけた元板前の男性(47)と話しをしたところ、三年前に浦和で起きたブレーキとアクセルを踏み間違えた高齢ドライバーによる自動車事故で娘を無くしたということが明らかになった。

玄関にかけられたスーツはその裁判で着用したものだという。

娘は二人いたが、無くしたのは高校一年の長女だった。

当時80歳の加害者は、禁固1年6か月の判決が下ったが、まもなく、娘を失った父親は加害者が高齢のために既に死んだと聞かされることになった。

この放送は、最近起こった渋谷での高齢ドライバーによる死亡事故に重なる部分もあって、大きな反響を呼んだ。

浦和での高齢ドライバーによる死亡事故

該当の高齢ドライバーによる事故について調べた。

この事故は当時、このように報道された。

当時の報道

23日午後、さいたま市浦和区の市道で渋滞中の車列に突っ込んできた乗用車に道路脇を歩いていた
15歳の女子高校生がはねられて死亡しました。

過失運転傷害の疑いで逮捕された80歳の男は「ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまった」と話しているということです。
23日午後2時半過ぎ、さいたま市浦和区東高砂町の市道で、渋滞で止まっていた車列に乗用車が突っ込んだあと脇にそれ、
道路の左側を歩いていたさいたま市の高校1年生、稲垣聖菜さん(15)をはねました。

稲垣さんは病院に運ばれましたが胸などを強く打っていておよそ1時間後に死亡しました。

警察は車を運転していたさいたま市浦和区の無職、河内節二容疑者(80)を過失運転傷害の疑いで逮捕しました。

警察の調べに対し「ブレーキを踏もうとしたら間違えてアクセルを踏んでしまった」と話しているということで、警察が事故の詳しい状況を調べています。

引用:NEVERまとめ(NHK放送)

被害者は当時15歳の稲垣聖菜さん、加害者は当時80歳の河内節二容疑者だということだ。

生前の稲垣聖菜さん

こちらは生前の稲垣聖菜さんのつぶやき。

稲垣聖菜さんのTwitterアカウントは今でもまだ残っている。

今もたびたび新しいリツイートがされるのは、聖菜さんのお母さんが聖菜さんのアカウントを使い、高齢者事故防止のためのキャンペーンや関連情報をリツイートしているためだ。

下は聖菜さんの友人のツイート。

友人・遺族によるキャンペーン

稲垣聖菜さんの遺族は現在、高齢者による人身事故の防止のため、免許更新制度の改正及び自動車技術開発を促進するキャンペーンを行い、賛同の著名をネット上で求めている。

2015.12.23 稲垣聖菜

キャンペーン→高齢者による人身事故の防止、免許更新制度の改正及び自動車技術開発のより一層の発展を強く願おう!!

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