ゆやまチャンネルの油山真也が、新しい動画で福岡の暴走族の名前を挙げています。
その中で自分の同世代(同期)の暴走族仲間として、福岡市西区の暴走族「シブキ」にいて非常に喧嘩が強かった正樹(まさき)という人物について話しています。
この記事では、この「シブキ」の正樹について調べて書いてみました。
本当はもう一つ、福岡市城南区の暴走族『命(みこと)』の油山の「8個上の伝説的な先輩」についても書こうと思ったのですが、その人については調べてもどうしても情報が上がってきませんでした。
だからこの死舞鬼(しぶき)の正樹についてだけ、とりあえず書くことにします。
【福岡市西区の暴走族】死舞鬼(しぶき)の正樹|極道に転身の噂も有り
油山真也が福岡の暴走族「シブキ」の正樹(まさき)を語る
7:45~から、油山は該当の人物についてこんなことを語ります。
- 福岡の西区には暴走族「しぶき」があった。
- そこに油山が「兄弟」と呼んでいた同年代の「マサキ」という男がいた。
- マサキは佐田正樹(バッドボーイズ)の正樹と同じ漢字である。
- 「しぶき」の正樹は、当時の福岡では喧嘩が一番で伝説的に強かった。
- 正樹自身は喧嘩が大嫌いである。
- しかし喧嘩が強いので先輩たちに「お前やってこい」と駆り出された。
- 福岡の有名な人間は軒並み、この正樹にやられた(喧嘩に負けている)。
- 名前を売りたくてイケイケで喧嘩したわけではなく、嫌いなのに無理やりやらされて、いつの間にか有名になった珍しい事例である。
- 体もかなり大きく、当時で90キロくらいあったが瞬発力が凄かった。
- 太っていたがバク転やバク宙が普通に出来た。
- 外見上は特別、筋肉質に見えるわけでもない。
- 喧嘩を見た時は思わず「凄い」と思わずにはいられない。
- 1発1発が凄い。プロレスラーのような感じ。
- 1度目撃したのは、相手の首をグワッと掴んで投げ倒してそのまま失神させた。
福岡市西区の暴走族『死舞鬼』(しぶき)の正樹の噂
そしてこの福岡市西区の暴走族「しぶき」ですが、調べたところ『死舞鬼』と書くようです。
正樹(まさき)と呼ばれる人物も、匿名掲示板の2010年7月ごろの噂で「当時の有名な暴走族メンバー」20人ほどを列挙した内の一人として名前が挙がっています。
名前は有名俳優と音が同じ「岡〇正樹」と「平〇正樹」と2つの説がありました。
ちなみにその20人ほどを列挙した噂では、正樹の同世代である油山真也を指すらしき「涙犯のしんや君」の名も、「エズいっす!(怖かったです、の意)」というコメントを添えられて挙がっていました。
このように名前が挙がっていたので、この正樹という人物が強かったのは確かなようですが、他にこの暴走族『死舞鬼』(しぶき)の正樹の話として次のようなエピソードがありました(2007年ごろの噂)。
10年ほど前(1997年前後)、百道の花火大会で、福岡市東区の暴走族「魔利悪(まりあ)」(博多狂走連合)に死舞鬼(しぶき)が噛みついて喧嘩になったそうです。
そこで2チームがそれぞれタイマンに出したのが、魔利悪は「全竜(ぜんりゅう)」という男で、死舞鬼はこの正樹でした。
この喧嘩は最終的にOB同士(ヤクザ)の喧嘩(掛け合い?)になって魔利悪が勝ったそうですが、現役の全竜(魔利悪)、正樹(死舞鬼)の戦いは、(綺麗な決着ではなかったものの)かろうじて「魔利悪(全竜)の判定勝ち」とされています。
つまり、この噂では正樹は負けているそうなので、油山の言う「当時一番強かった」というのは、正樹と仲が良かった故に少し誇張して言っている可能性があります。
ただしこの正樹の存在感が突出していたのは確かなようで、ある人は、西区の暴走族『死舞鬼』自体はそれほど勢力のあったチームではないとして評価していませんでしたが、その同じ人が、正樹には器量があった、死舞鬼を正樹一人で引っ張っていた、と認めています。
さらに2010年7月ごろの噂では、死舞鬼OBの正樹は「族から極道に転身した(暴走族OBの)有名人」として、「涙犯のしんや君」(油山)とともに名前が挙がっていました。
しかしこの噂から既に10年以上も経過しているので、同じ噂で名前の挙がっている油山自身が現在では足を洗っていることもあって、暴走族『死舞鬼』OBの正樹が現役のヤクザ組員かどうかは分かりません。
(記事おわり)