藤田孝典が川崎通り魔に持論「死にたいなら一人で控えて」で賛否両論

川崎の登戸での通り魔事件について、反貧困・ブラック企業問題の専門家でNPO法人ほっとプラス代表理事などを務める藤田孝典さんの発言が賛否両論を呼び起こしています。

藤田孝典とはどのような人か?

そして川崎通り魔事件について何を言ったのか?

それに対する賛否両論の反応は?

ここでまとめました。

藤田孝典の画像・略歴


出典:ツイッター

藤田孝典氏は1982年(昭和57年)生まれ。

社会福祉士で反貧困・ブラック企業対策等を専門とする社会運動家です。茨城県出身で東京国際大学を卒業後、東京都三鷹市にあるルーテル大学院で学んでいます。

肩書には次のようなものがあります。

  • NPO法人ほっとプラス代表理事
  • 反貧困ネットワーク埼玉代表
  • ブラック企業対策プロジェクト共同代表
  • 聖学院大学客員准教授
  • 平成25年度(2013年度)厚生労働省社会保障審議会特別部会委員
  • 生活保護問題対策全国会議幹事

藤田孝典の川崎通り魔に持論

以下が藤田孝典氏の主張です。太字は原文のまま。

報道の通り、5月28日(火)朝方、川崎市で多くの子どもが刺殺、刺傷される事件が発生した。

現時点では被害状況の一部しか判明していないため、事実関係は明らかではないが、犯人らしき人物が亡くなったことも報道されている。

それを受けてネット上では早速、犯人らしき人物への非難が殺到しており、なかには「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」などの強い表現も多く見受けられる。

まず緊急で記事を配信している理由は、これらの言説をネット上で流布しないでいただきたいからだ。

次の凶行を生まないためでもある。

秋葉原無差別殺傷事件など過去の事件でも、被告が述べるのは「社会に対する怨恨」「幸せそうな人々への怨恨」である。

要するに、何らか社会に対する恨みを募らせている場合が多く、「社会は辛い自分に何もしてくれない」という一方的な感情を有している場合がある。

類似の事件をこれ以上発生させないためにも、困っていたり、辛いことがあれば、社会は手を差し伸べるし、何かしらできることはあるというメッセージの必要性を痛感している。

「死にたいなら人を巻き込まずに自分だけで死ぬべき」「死ぬなら迷惑かけずに死ね」というメッセージを受け取った犯人と同様の想いを持つ人物は、これらの言葉から何を受け取るだろうか。

やはり社会は何もしてくれないし、自分を責め続けるだけなのだろう、という想いを募らせるかもしれない。

その主張がいかに理不尽で一方的な理由であれ、そう思ってしまう人々の一部が凶行に及ぶことを阻止しなければならない。

そのためにも、社会はあなたを大事にしているし、何かができるかもしれない。社会はあなたの命を軽視していないし、死んでほしいと思っている人間など1人もいない、という強いメッセージを発していくべき時だと思う。

人間は原則として、自分が大事にされていなければ、他者を大事に思いやることはできない

社会全体でこれ以上、凶行が繰り返されないように、他者への言葉の発信や想いの伝え方に注意をいただきたい。

引用:「死にたいなら一人で死ぬべき」の危険性 凶行を繰り返させないために

これはツイッターのトレンド入りするほどの大きな反響がありました。

批判派・批判寄り

ツイッター上では批判をする人たちがいます。

賛成派・賛成寄り

しかし賛同する多くの声も。

藤田孝典は?

そして藤田氏自身はこのようなことをつぶやいています。

「一人で死ね」論の是非

意外と全体的に賛成が多かったですね。

私もどちらかといえば藤田氏に賛成です。

というか、そういう凶行の及ぶ人が「一人で死ね」と言われて「分かりました。一人で死ぬことにします」と言うわけがないでしょう。

それなら「一人で死ね」論は、いたずらに孤独な人を追い詰めて危険な精神状態にするだけで、何ら益のないことと思います。

ただ、藤田氏が「『一人で死ね』と言うのは控えて」と発言したのは、そのような意見の実効性の問題というよりかは、自身がそういう発言を聞くのが苦痛だったからではないかな、とも邪推しました。

また「被害者遺族の前で言えるか?」という意見がありますが、被害者遺族の前では言わないでしょう。なぜなら、被害者遺族の前だからです。

そこで被害者遺族に無駄な苦痛を与えるような私見については口をつぐむのは礼儀ではないでしょうか。そして礼儀であって意見や思想とは別です。

いつもこういう事件では思いますが、事件に対する批判や義憤がとめどもなくなるのは、怒りというのが怒る人に快感を与えるようなところがあるからではないでしょうか。

以上です。

フォローする