香港デモを白シャツ集団が襲撃【動画】その正体は香港マフィア?

中国本土への容疑者の移送を可能とする「逃亡犯条例」改正反対のデモが(2019年)7月21日に香港で行われ、主催者発表では43万人もの人が参加したといいます。

このデモに参加した市民を、白いTシャツを着た100人超の集団に襲撃、45人が負傷したというニュースが流れて物議をかもしています。

香港デモを白シャツ集団が襲撃の動画

白シャツ軍団の正体は?

報道された事件では、香港北西部の新界地区・元朗で21日夜に、デモ参加者が白いTシャツを着て木の棒などで武装した100人超の集団に襲撃されて45人が負傷したとされています。

白い服で統制されているのは、おそらくデモを行っている民主派が黒い服を着ていることから、その反対の色として選ばれていたようです。

デモ参加者は黒い服やマスクを着用しているため見分けやすく、そうした人を標的にして襲撃したと見られています。

集団の素性は不明であることから様々な憶測が広がっていますが、襲撃が始まってから警察の到着まで時間がかかったことや、親中派議員が現場付近で白シャツ姿の人物にねぎらいの声を掛けている映像がネット上に流れたことから、当局の関与を疑う見方が出ているそうです。

そのため、白シャツ軍団の正体については、ネット上では中国政府と繋がった香港政府が雇った香港マフィア(「三合会」等)ではないかという見方が多いようです。

香港のデモ弾圧にはイギリス人幹部が関与

また一方で、その当の白シャツ軍団についてではありませんが、「ニューズウィーク日本版」では、香港の過激な弾圧は植民地時代の負の遺産であり、弾圧のノウハウを継承しているイギリス人幹部がいるという意外な報道も行っています。

それによると、香港警察は1994年に外国人の採用を中止しましたが、一部のイギリス人幹部は返還後も香港警察にとどまって上層部を牛耳っており、非難を浴びた6月12日のデモ弾圧でも、ルパート・ドーバー警視を筆頭に3人のイギリス人幹部が中心的役割を担ったとしています。

6月12日のデモでは、香港警察は平和的なデモに対してゴム弾や催涙スプレーを使用し、機動隊に殴られて失神するデモ参加者もいましたが、いずれもドーバー警視らの指示によるものだったといいます。

また香港の警察が特に過激な弾圧手法を取るようになった背景には、イギリス本国で実施できない方法を実験的に香港で試していたともいわれています。

文革時代に中国の動きに触発されたデモが香港でも相次ぎ、そこで試された弾圧手法は、サッチャー政権下のイギリスに輸入され、1981年、人種暴動への対応で批判を浴びたイギリス警察は香港警察に協力を依頼、香港警察幹部1人を招聘して弾圧手法を伝授してもらったそうです。

以上です。

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