『BANANA FISH』に続き『光の庭』アニメ化はあるのか?ネタバレあり

2018年7月から12月までフジテレビ系の深夜枠でアニメ化放送された『BANANA FISH』は言わずと知れた吉田秋生の傑作漫画だ。

マンハッタンの若きストリートギャングのアッシュと、日本人の少年奥村英二との関わりが、「バナナフィッシュ」という謎の薬物を中心として展開されていく。

とても少女漫画とは思えないストーリー展開に、男の私も夢中になってむさぼるように読んだのを覚えている。

アニメ化された『BANANA FISH』

その伝説の漫画『BANANA FISH』がアニメ化されるということで、往年のファンから最近ファンになった人まで、ネット・SNS界隈では多くの人がざわついた。

アニメ化は特に熱心なファンほど「声がイメージと違う!」など不満や失望の声が挙がりやすいからだ。

しかし蓋を開けてみるとそのような文句はほとんど聞こえず、アニメは熱心なファンでもほとんどの場合満足できるような仕上がりで、感動した・涙したという声が多く聞かれた。

そして今月、ついにラオ・イェン・タイに刺されたアッシュがニューヨーク図書館で英二の手紙を読みながら死を迎える、というラストが放送された。

『光の庭』アニメ化はあるか?

そこで当然挙がった声が、続編である『光の庭』はアニメ化されないのか?という声だ。

調べてみたら、どうやら今のところ続編である『光の庭』をアニメ化する予定はないようだ。

ネットで探してもそういう話がまったく見つからないし、告知があるとすればTVアニメ『BANANA FISH』公式Twitterや、アニメホームページだが、そのような告知は今のところ見られない。

ただ、まだ20日に最終回が放送されたばかりなので何とも言えないところだ。

SNS上で続編希望の声が多ければ多いほど、フジテレビとしては動きたくなる可能性は高いが、なにぶん大きな会社のことなのでそれだけでは動けない事情もあるかもしれない。

続編の報告があるとすれば、公式Twitterかテレビアニメのホームページで告知されるだろうから、気になる人は公式Twitterの最新ツイートなどを小まめに注意するしかないだろう。

完全ネタバレ『光の庭』のあらすじ

ここから、『光の庭』がどういう話なのか気になって仕方ないという人のために、『光の庭』のネタバレ紹介をする。

『光の庭』は『BANANA FISH』の7年後の後日談である

話はニューヨークでプロカメラマンとして徐々に知名度を上げつつある英二のもとに、カメラマン伊部さんの姪っ子「暁(あきら)」が訪ねてくるところから始まる(漫画では、英二は髪を伸ばして長髪になり眼鏡をかけ、若干体格も良くなった印象の絵だった)。

英二はアッシュの訃報を聞いて日本からアメリカにとんぼ返り、そのまま日本に戻らなかったのだ。

英二はアッシュの死を引きずっており、過去を清算できないでいる。それは自分の手紙に気を取られたことがアッシュの死の原因の一つだと知っているせいだ。

なるべくアッシュの死を思い出さないために、英二はアッシュを撮った写真のすべてをアルバムから抜き取って封印している。

シンもまたアッシュの死に関わり、負い目を感じている。

兄のラオがアッシュを殺したからだ

チャイニーズのボスの李月龍(リー・ユエルン)も登場して、シンに「どんなにがんばっても思い出には勝てないよ」と言う…

しかしある時、英二は姪の暁(あきら)に、“夜明け”という意味を持つアッシュの本名アスランを引き合いに出し、「同じ名前を持っている人をもう一人知っているよ」と言う。

物語の終盤、英二は封印していたアッシュの写真を映写機で見ながら、頬に涙を伝わせている。

こうしてアッシュの死を受け容れて過去から決別する切っ掛けを掴んだ英二は、開催した写真の個展で、ある一枚のパネルを展示した。

夜明け」というタイトルのその写真は、目をつむって明け方の窓辺に腰掛け、眠っているような、あるいは考え事をしているような、穏やかな表情のアッシュが写されていた。

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