樋口武大(ひぐちたけひろ)さんといえば、アウトサイダーの60-65キロ級の4代目チャンピオンで、かつては朝倉未来・金太郎といった有名選手を撃破したこともある実力者として知られています。
今回はツイッターで樋口武大さんが武井勇輝のおばあちゃん轢き殺し事件についての見解を述べているのを見たのでそれについて記事にしてみました。
ついでにプロフィールや戦績も簡単にまとめました。
樋口武大のプロフィール

画像:YouTube
- 生年月日:1988年6月12日
- 年齢:32歳(2020年4月現在)
- 出身:東京都
- 身長:175cm
- 体重 : 65kg
- 階級 : フェザー級
- 所属 : 骨法烏合会矢野卓見道場
- 獲得タイトル : 第2代・4代THE OUTSIDER60-65kg級王者
格闘技を始めた動機など
樋口武大さんは東京で生まれ、中学までは格闘技に縁がなく、いじめにもあっていたそうです。
現在も所属している格闘技ジム「骨法烏合会矢野卓見道場」には高校から通い出します。
インタビューなどで樋口武大さんは道場に通い出した動機について、
「喧嘩に強くなりたかったから」
また喧嘩に強くなりたい理由として、
「通っていた高校が不良校で、喧嘩に巻き込まれることがあるから」
と語っています。
アウトサイダーにはヤンキー・不良上がりが多いですが、「自衛のため」というコメントを見る限り、樋口武大さんはヤンキーではなかったようですね。
樋口武大の戦績
樋口武大さんの戦績・格闘技歴は、アウトサイダーのサイトで、
格闘技歴: 12年
と書いてあります。(参考:THE OUTSIDER 第54戦 ~覚醒 九州大会~ 試合結果)
これは前回の2019年7月19日の「THE OUTSIDER 第54戦」後のもので、その後は開催されていないので現時点(2020年4・23)で最新のものだと思います。
またファイトスタイルは打撃でバチバチやり合うようなものではなく、樋口武大選手の勝利はすべて寝技によって決めているそうです。
過去には朝倉未来・金太郎も撃破
樋口武大さんの戦績で特筆すべきは、現在はRIZINなどでトップ選手として活躍する朝倉未来に勝ったことがあり、金太郎選手にも勝利しているということです。
またどちらの場合も、初戦で勝利、再戦で敗北、と良くも悪くも相手選手をステップアップさせるような役割を果たしています。
朝倉未来と対戦して勝利
凄いのは樋口選手が「僕の勘なんですけれども、彼(朝倉未来)はとんでもなく強くなるんで今のうちにやっといて良かったですね」と語っていることです。(上の動画で 08:05 ごろ)
朝倉未来と再戦して敗北
そして実際にアウトサイダーで勝ち星を重ねた朝倉選手は再戦して樋口選手に勝ちます。
金太郎と対戦して勝利
同じように樋口選手は金太郎選手にも勝利してます。
この敗北は金太郎選手にとって相当悔しかったといいます。
金太郎と再戦して敗北
朝倉選手と同じく、金太郎選手も成長した後に樋口さんと再戦して今度は勝利してます。
勝利後、金太郎選手はリング上で真っ先に「樋口選手のおかげで強くなれた」と述べています(9:25ごろから)。
武井勇輝の過去の事件について樋口武大は?
樋口武大さんはツイッターをやっています。
コロナが収まったら台湾に旅行に行きたい。
ありがとう https://t.co/DGNvf2K1WE— 樋口武大 (@tekehiguchi) April 23, 2020
樋口さんのTwitterを見て少し驚いたのは、あまりこのような暗い話題にはっきり語るということは珍しいと思うのですが、樋口さんが武井勇輝さんの過去の事件について「質問箱」ではっきりコメントしていたことです。

画像:Instagram

画像:Twitter
質問の内容は、
武井勇輝がおばあちゃんひきころしたのに、
もう出所して高校卒業したとかツイートしてるし
山本勇気も彼女に酒呑まさせられて激怒して男を暴行死させて
5年とか日本って罰が軽くないですか?
樋口さんはそれに対して、
武井さんは多額の慰謝料を遺族に支払い示談が成立。
山本さんは慰謝料の一部遺族に支払い仮示談が成立。出所してからも残りの示談金を支払うとすれば、罪を償う意思を認められたんじゃないかなと思います。
と答えています。
「日本の刑事罰は軽くないか?」という質問に対する答えとして正しいのかはともかく、こうしたことについてはっきりした見解が聞けるのは珍しいことだと思い、驚いたので記事にしてみました。
答えにくい質問にしっかり答える樋口さんは立派だと思います。
今回は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。