値上がりの見込みがない土地を高値で売りつけられる詐欺商法である「原野商法」を行ったとして、新たにリーダー格の一人として芹沢秀幸容疑者(37)が逮捕されました。
この事件では既に、関東連合の元メンバーら20人が逮捕されているといいます。
この逮捕された関東連合の元メンバーとは?
芹沢秀幸容疑者や既に逮捕された関東連合メンバーについて調べました。
原野商法詐欺で逮捕の関東連合OBとは?天野遥・芹沢秀幸の顔画像
芹沢秀幸が原野商法詐欺で逮捕
2019年7月16日、原野商法詐欺のリーダー格の一人として、芹沢秀幸容疑者が逮捕されました。
値上がりする見込みのない土地を高値で売りつけるいわゆる「原野商法」の被害者にウソの土地買収話を持ちかけて現金をだまし取ったとして、詐欺グループの主犯格とみられる男が新たに逮捕された。
警視庁によると、芹沢秀幸容疑者は去年、過去に原野商法の被害にあった埼玉県の男性にウソの土地買収話を持ちかけて、税金対策費用などの名目で、現金1750万円をだまし取った疑いが持たれている。
原野商法の二次被害をめぐる一連の事件では、これまでに、関東連合の元メンバーの男ら20人が逮捕されていて、芹沢容疑者は、メンバーに声をかけたりアジトを用意させたりして、詐欺グループを組織した主犯格とみられている。
芹沢容疑者は調べに対し、容疑を否認しているという。
引用:Yahoo!ニュース(日テレ)
原野商法詐欺で逮捕の芹沢秀幸(せりざわ・ひでゆき)容疑者はグループの主犯格と見られています。
芹沢秀幸容疑者について他のニュースでは、住所は神奈川県大和市福田、無職、年齢37歳、暴力団関係者などとされています。
芹沢秀幸容疑者の顔画像
原野商法詐欺の関東連合OBとは?
また先述の記事には、「原野商法の二次被害をめぐる一連の事件では、これまでに、関東連合の元メンバーの男ら20人が逮捕」という文字があります。
この「関東連合の元メンバーの男」とは誰でしょうか?
調べたところ、それは天野遥(あまのよう)という男だということが分かりました。
天野遥容疑者の顔画像
天野遥容疑者らの逮捕
天野遥容疑者らの逮捕について調べてみると、2019年3月19日の朝日新聞の記事で逮捕されたネット記事が見つかります。
値上がりの見込みがない山林などを売りつける「原野商法」の被害者や家族に再び架空の土地買い取り話を持ちかけて現金を詐取したとされる事件で、警視庁は19日、会社役員天野遥容疑者(30)=東京都港区=ら男13人を詐欺の疑いで再逮捕した。
引用:朝日新聞
ところがそのニュースでは既に「再逮捕」となっており、最初に逮捕されたのはいつかとそこから遡ると、2019年1月23日の産経新聞のネット記事が見つかりますが、そこでも「再逮捕」となっています。
資産価値が低い土地を高値で売りつける「原野商法」の被害者に架空の土地取引を持ちかけて現金などをだまし取ったとして、警視庁組織犯罪対策4課は23日、詐欺の疑いで、準暴力団「関東連合」(解散)元メンバーで会社役員の天野遥(よう)容疑者(30)=東京都港区白金=ら詐欺グループの男12人を再逮捕した。調べに対し「身に覚えがありません」といずれも容疑を否認している。
組対4課によると、天野容疑者は詐欺グループのリーダー。関与が疑われる被害は、平成28年6月から今年1月までに都内で計200人、約4億1千万円に上るという。
引用:産経新聞
天野遥らは2018年11月28日に逮捕
さらに遡ると、ようやく2018年11月28日に最初に逮捕されたということが分かります。
下は天野遥容疑者が一緒に逮捕された鈴木塁(35)や椙江英太と映っている画像です。
左から椙江英太、天野遥、鈴木塁(35)になります。
天野遥ら逮捕のニュース動画
天野遥は関東連合の元メンバー
もし天野遥(あまの・よう)容疑者が元関東連合であれば、かつてブラックエンペラー、マッドスペシャル、宮前愚連隊、小次郎、鬼面党、メデューサといった暴走族のどれかに所属していたことになります。
しかしネット上で「関東連合の天野遥」について調べてみても、ほとんど現役時代の武勇伝のようなものは見つからず、捕まった報道を受けて、匿名掲示板でもそこまで盛り上がっていないようでした。
関東連合について、柴田大輔(筆名:工藤明男)氏の著書では「S53生まれ世代からS58世代」までが「自分たちの関東連合」という意識だったといいます(『いびつな絆』)。
見立真一らより3つほど下の世代の石元太一(S56)でも年齢は37歳、もっとも若い世代の伊藤リオンでも36歳くらいで、年齢が30歳(S63年くらい)の天野遥容疑者はそれよりかなり下ということになります。
この記事は以上になります。