フランスで頻発するデモの理由とは?背景にはロシアの暗躍・フランスの伝統も?

フランスで15日、マクロン政権に反対するデモが5週連続で行われた。

このフランスでの反政府デモは「ジレ・ジョーヌ(黄色いベスト)」と称され、その名は参加者全員が黄色いベストを着ることに由来している。

フランスで頻発しているデモの理由・原因・背景を調べてみた。

フランスで頻発するデモの理由・原因とは?

デモ激化の直接の切っ掛けは、環境政策を重視するマクロン政権による燃料増税である。政権はこれを6カ月延期すると発表し、一時棚上げしたが、それでもなおデモは沈下しなかった。

それは根本的な原因が、富裕層を優遇し庶民に厳しいマクロン政権の政策にあるからだ。

フランスの庶民は今、自分たちの利益を如何なる政党も代表していないと感じているという。

その背景にはフランスの伝統?

またデモを発端とする暴動について、フランスは革命以来、庶民の直接行動によって国を変革したという伝統があり、そのために日本人ほど直接行動に必ずしも悪い印象を持っていないという背景も考えられる。

ロシアが影で暗躍?

また英紙タイムズは「ジレ・ジョーヌ」をめぐり、ロシアと関連した数百のアカウントがデモを扇動したと報じている。

タイムズが伝えたサイバーセキュリティー企業ニュー・ナレッジ(New Knowledge)の分析によると、これらのアカウントはツイッター上で、仏当局が残酷と印象づけるために別のデモで負傷した人の画像を使うなど、偽情報を拡散していたという。

引用:AFPBB News

やや沈静化に成功か

しかしマクロン大統領が先週、発表した最低賃金引き上げなどの対応策が一定の効果を見せたようで、パリでの参加者は4000人ほど、フランス全土でも約6万6000人といずれも参加者の数が前週に比べ半減し、一時の勢いが失われているようだ。

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