ベラトールの試合で、何とあの皇帝ヒョードルがライアン・ベイダーにたったの35秒でKO負けしたというニュースがありました!詳しく見てみましょう!
ヒョードル 秒殺KO負け
26日、アメリカのロサンゼルスで、格闘技団体ベラトールの試合が行われました。
両者はともに昨年4・5月、10月に行われた一回戦と準決勝を勝ち上がっており、この試合に勝った者がベラトールの重量級王者のベルトを巻くことになります。
ゴングが鳴ると両者ともに相手にプレッシャーをかけるも、ベラトール現ライトヘビー級王者ライアン・ベイダー(35=米国)が左フックを放ち、元PRIDEヘビー級王者エメリヤーエンコ・ヒョードル(42=ロシア)にヒットし、ヒョードルはダウン。
そのまま上から殴りつける形でライアンが攻め続けると、勝負あったと判断したレフェリーに止められています。
たった35秒でのヒョードルの敗北でした。
これでベイダーは2階級同時制覇となります。
ヒョードル 秒殺KO負けの動画
動画は長いものと短いものがあります。
これは短い方。こちらは倒される寸前からの動画です。
JUST LIKE THAT!!!! 💥🤯@RyanBader with the HUGE KO against Fedor Emelianenko!#Bellator214 pic.twitter.com/7fm2XFY1zh
— Bellator MMA (@BellatorMMA) 2019年1月27日
長い方。こちらだと試合全体が見れます。
Ryan “Darth” Bader is now a two-division champ, as he knocks out the legendary Fedor Emelianenko to win Bellator’s Heavyweight Grand Prix. Here’s the full fight. #Bellator214 pic.twitter.com/qgKAGyP0i4
— Kyle Johnson (@VonPreux) 2019年1月27日
ヒョードルの試合前のコメントなど
前日の計量では、ヒョードルは236.2ポンド(約107.14キロ)、ベイダーは227.8ポンド(約103.33キロ)と、階級を本来のライトヘビー級から上げてきたライアンがやや重い様子。
対面時にはしっかりと握手もかわし、翌日の試合に向けて健闘を誓い合いました。
23日の公開練習では、ヒョードルは自らの引退について言及、「正直に言えば、年齢のこともあって現役引退について考えることは多くなっている」と述べています。
「戦いたくないのではない。年齢のこと、故障のこともある」
試合の三日前の発言にしてはややネガティブなものに思えますが、こうした心境の微妙な揺らぎが結果に影響したとも思えます。
またヒョードルは「ベイダーはトップ選手の1人で素晴らしいファイター」と評価して、「彼はとても頭がいいし、私が今まで対戦した相手とは違うタイプ」と警戒心も示していました。