エレファントカシマシが好きな理由

私は必ずしもエレファントカシマシの大ファンというわけではないが、一時期非常にハマって毎日のように聴いていたことがある。

そんな私が、ボーカル宮本浩次の二つのエピソードを通じて「自分は何でエレカシが好きになったかな」ってことを分析してみる。

宮本浩次の2つのエピソード

個人的に宮本のかっこいいエピソードには興味がない。

私がエレカシや宮本を好きな理由と関係がないからだ。

女性ラジオパーソナリティとケンカ

有名な話だが宮本はラジオパーソナリティの鈴木万由香さんとケンカしたことがある(この鈴木万由香さんとは相性が悪いらしく、こうしたことは一度だけではないようだ)。

このケンカの原因についてはAMラジオ派の私には、特にFMのラジオパーソナリティ特有の喋り方の癖みたいなものもあるのかな、と思える。

鈴木万由香さんの「今回のアルバムはフルコースばかりで食べにくい」っていう反語的な褒め方が素直に入ってこなかったらしく、宮本は癇に障ってしまったようだ。

宮本は後で公式サイトを通じて謝罪文を出している。

(女性に?)資産を持ち逃げされる

宮本は、金銭面の管理を任せていた人、おそらく女性に財産を持ち逃げされたことがある。

発覚した時、財布の中の三千円が宮本の全財産だったそうだ。

ちなみに、後にばったりその人と会った時、「元気そうで何より」と挨拶したというオマケ付きだ。

エレカシが好きな理由

男の業

ここでは、伝統的な男女観念の中では、「異なり」に基づいて男女両性がそれぞれ価値づけられているということ、そして保守派のフェミニズムに対する抵...

そこで本題だが、何でエレカシが好きかな、って話になる。

ライブのパフォーマンスや作詞・作曲の才能という点では、確かに宮本はかっこいいのかもしれない。

しかし、この宮本のエピソードははっきり言ってダサい(後で『元気そうで何より』と挨拶したことを除けば)。

こういう言い方で上手く伝わるか分からないが、私にとって宮本という人は「かっこいい人」なのではなく、男の業を象徴するような形で「ダサかっこいい人」なのだ。

しかも、その宮本に惚れてずっと一緒にいる3人の男と組んでるバンドっていうのが、何かグッと来るのだろう、と自分では考えている。

もちろん、宮本の歌が良くなければ、そこまでエレカシを好きにはならなかっただろう。しかし、ただ「歌がいい」というだけでも、やっぱりそこまでは好きにならなかっただろうと思う。

たぶん、その気持ちの根底には、「男である自分を好きでいたい」っていう気持ちがあるのだろう。

宮本と、それを囲む3人の男を好きでいることで、同じ男である自分も愛おしく思える、そんなところから私はエレカシが好きなのではないか。

他の人はどうか知らないが、私自身はそう思っている。

ここでは身体を除く男女の相違、それもジェンダーによる社会的・文化的影響とは無関係な、男女の内的・心的な相違について考察し、その男女の内的・...