中国残留孤児2世らが結成した暴走族「怒羅権」については、汪楠(わんなん)という方が頻繁にメディアに露出し、つい最近では書籍『怒羅権と私 創設期メンバーの怒りと悲しみの半生』も出版して話題になっています。
ところが、怒羅権の初代総長・佐々木秀夫やその周辺者は彼のことを「偽物」と呼んでまったく認めていない様子です。
佐々木は汪楠のこと自体は同じ中学の後輩として知っているものの、汪楠が自身で語っているような者ではないとしており、さらに少年時代に汪楠と一緒にいた時のエピソードとして興味深いことを語っていました。
怒羅権初代総長の佐々木はYouTubeチャンネルを2つ持っていますが、このエピソードは新しい方のチャンネル『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』で語られているものです。
下の動画:再生ボタンで該当箇所から。(文字でも説明してます)
この時、佐々木、成(なり)、リコン(?)、汪楠の4人が、佐々木の運転する車で北区王子の方に向かっていました。(喧嘩のための移動ではないそうです)
後ろのジープがライトをアップしていたので腹が立ち、運転していた佐々木は急ブレーキを踏んで止めると、後ろの車も急ブレーキで止まります。
佐々木は車を降りて相手のところに行こうとしましたが、相手が急発進したためにはねられそうになり、余計に腹が立ってさらに車で追いかけていきます。
相手の車が信号で捕まって追いつき、車がたくさん止まっているところを割り込んで、佐々木たちは相手を車から引きずり出してボコボコにしました。
ところが、佐々木たちがそれをやっている間に汪楠は相手の財布を抜き取ったそうです。
この件で佐々木たちは全員が強盗で全国に指名手配され、後日捕まったことで、汪楠が財布を盗ったことを知ったといいます。
下の動画:再生ボタンで該当箇所から。
他にも佐々木は、汪楠が佐々木がメディア取材に答えた音声をあたかも自分が語っているかのようにYouTubeにアップしていた(※)、とか興味深い話をしていました。(動画『五回目、核心の核心』の終盤)
(記事おわり)