大手コンビニエンスストアの「ファミリーマート」が、成人向け雑誌の取り扱いをやめることを1月22日に発表した。
ミニストップ、セブンイレブンとローソンも既に成人向け雑誌の取り扱い中止を発表しており、これで大手コンビニエンスストアは軒並み成人向け雑誌の取り扱いをやめることになる。
コンビニから成人向け雑誌が消える
ミニストップ
一番はじめに成人向け雑誌の取り扱いをやめることを決めたのはミニストップだった。
ミニストップは2017年に11月に既に決定しており、これは話題になった。
ミニストップでは女性がコンビニを利用する機会が増えているのを受け、中食・内食商品の強化やWAON POINTカードの導入など女性により利便性の高い改革を進めてきたとのこと。これらの取り組みの一環として、以前から成人誌の陳列対策に取り組んでいた千葉市からの働きかけをきっかけに、成人誌の取り扱いを中止する判断に至ったと説明しています。
引用:ねとらぼ
という風に、千葉市からの働きかけが切っ掛けだったという話だ。
セブンイレブン
セブンイレブンは2019年1月21日に発表した。
セブン&アイ・ホールディングス広報によると、女性や高齢者など幅広い層に快適に利用してもらうための措置。また、昨今では訪日外国人の利用者も増えたことに加え、2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップや、東京オリンピック、2025年の大阪万博など、より外国人顧客が増加することを見越しての措置だという。
引用:ねとらぼ
時期は8月末までに、ということである。
ローソン
ローソンも同じく1月21日。
「これまで成人向け雑誌の取扱いは加盟店が判断していましたが、本部として成人向け雑誌の推奨を取り止めることといたしました」
「ローソンは、株式会社ローソン沖縄が運営する沖縄県の全店舗(231店:2018年12月末現在)では2017年11月より成人向け雑誌の取扱いを中止し、お客様や加盟店のご理解を得られたことから、全国へ拡大いたします」
引用:ねとらぼ
沖縄で実験的に成人雑誌の取り扱いをやめて、それを全国規模にする、という説明。
セブンと同じく8月末までにということである。
ファミリーマート
1000RT:【8月末で】ファミマが「成人向け雑誌」販売中止を発表https://t.co/L4KQ8StRLz
来店する女性・子どもへの配慮や訪日外国人の増加を踏まえ、全国の店舗で販売を中止することを発表した。 pic.twitter.com/0M89myF4UO
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2019年1月22日
ファミリーマートも同じく8月末までにやめるということである。
ところが、つい昨日の「ねとらぼ」の記事では、ファミリーマートに問い合わせたところ、「取り扱いをやめる方針はありません」と答えたという記事が。
おそらくセブンとローソンの出方を見て、孤立してしまったから決定したのではなかろうか。
「2018年4月から直営店を含む国内約2000店で取り扱いを中止しておりますが、これをさらに拡大いたします」
「女性やお子さまのお客さまに、安心してお買い物をしていただける店舗づくりをさらに進めるとともに、2020年のオリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博等の開催を控え訪日外国人の大幅に増加していること等を踏まえ、中止することといたしました」
引用:ねとらぼ
いつからなくなる?
セブン・ローソン・ファミマ、すべて「8月末までに」ということだが、「までに」ということは、仕入れの問題もあってそれより前になくなるのではないかと予測できる。
成人向け雑誌の取り扱い中止の理由は?
なぜやめるのかといえば、その説明は高齢者、女性を意識してのものということだが、もう一つの理由としてオリンピックで外国人観光客が増加するからという理由が挙げられていた。
つくづく日本とは「外圧」で動く国なのだな、と思わずにはいられない。
ネットの声は?
成人誌については文句うるさいヤツいたからなぁ。なんかコンビニの1つの良さがなくなった気がする
— ℜ (@extra86726776) 2019年1月22日
彼女出来ない(女性が寄り付かない)男性の配慮無しかよ。自販機増やしてあげてよ
— 有象無象(象さん🐘) (@anime1ac_only) 2019年1月22日
最後に
私は勝手に「大ニュースだ!」と思って興奮したのだが、実際に他の人の声を聞いてみると「時間の問題だった」という意見が多くて驚いた。そんなものか。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。