哲学・宗教

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ニーチェの言葉『悦ばしき知識』拾い読み【神の死・その他】

ニーチェの著作は、(訳者には申し訳ないが)ちくま学芸文庫の『反時代的考察』だけは訳文の拙さのためにどうしても受け入れがたかったが、それを除けば何を読んでも面白い。 ここでは、とりわけ個人的に面白いと思っている『悦ばしき知識』から、特に...
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ニーチェ思想とナチズムの類似性とその否定に関する私見

ニーチェ思想とヒトラーのナチズムとは、しばしば類似性について喧(やかま)しく言われることがある。 私自身も、ニーチェ思想とナチズムが類似していない、とする主張には無理があると感じている。だからこの記事は、「ニーチェとナチズムの類似を否...
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ソクラテスの最後の言葉に対するニーチェ評

フリードリヒ・ニーチェは、その著書『悦ばしき知識』において、ソクラテスがその死の直前に述べた言葉を解釈し、ソクラテスはペシミストであった、と興味深いことを述べている。 ソクラテスの最後の言葉に関するニーチェ評 毒杯を呑んで死んだソクラテ...
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最初に読むべき本はどれ?ニーチェ哲学入門

ニーチェの思想に近づきたいという人のために、初学者が最初に読むべき本を紹介する。書籍では「ニーチェ」というキーワードは売れ筋らしく、ニーチェの名を冠した書物が溢れているが、私はそのどれもオススメしない。 『ニーチェが京都にやってきて1...
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禅語によって死を決した龍造寺隆信

龍造寺隆信は、戦国時代に肥前(現在の佐賀県)を治めており、「肥前の熊」とあだ名された戦国大名である。 同じような逸話が武田信玄と上杉謙信の話としても伝えられており、史実かどうかは疑わしいところもあるが、この龍造寺隆信には死の間際、自分...
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臨済宗の開祖・臨済の逸話「臨済破夏の因縁」【禅・臨済録】

仏教には「夏安居(げあんご)」あるいは「雨安居(うあんご)」ともいわれる規則があります。夏安居は釈尊の時代からある規則で、雨が降る夏の間は外出に不便で諸国を行脚できないので、その間は釈尊の側に留まり、説法を聴きながら修行をしたことが起源です...
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【禅】臨済宗の開祖・臨済の大悟、臨済が悟りに至った経緯とは?

曹洞宗と並んで禅の宗派としては著名なのが臨済宗ですが、その臨済宗の開祖・臨済義玄(?~867)は中国・唐の時代の禅僧です。ここでは臨済がどのようにして悟りを開いたのか、臨済が悟りに至った経緯のお話をします。 臨済の大悟 どんな名僧でも「...
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ニーチェ哲学の基本概念ルサンチマンを分かり易く解説する

ニーチェ哲学の基本概念に「ルサンチマン」というものがある。 これはニーチェ哲学のもっとも基本的な概念の一つであり、これを正しく理解しなければ、ニーチェを読んだところで理解できないか、もしくは誤読してしまう危険があるほどに重要な概念であ...
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ニーチェの三段階変化「駱駝・獅子・幼子」成長の必然的道筋

フリードリヒ・ニーチェは『ツァラトゥストラはこういった』(『ツァラトゥストラかく語りき』)において、精神は「駱駝(らくだ)・獅子・幼子」の三段階の変化を経て成長する、と説いている。 ニーチェの三段階変化「駱駝・獅子・幼子」 『ツァラトゥ...
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二つの記述から見るニーチェの思想とユングの直観との根本的対立

ニーチェの思想とユングの直観との根本的対立 ニーチェの思想とユングの直観には根本的な対立がある。 ニーチェ 『ツァラトゥストラはこう言った』の記述。 「偶然」――これは、この世で最も古い貴族の称号である。これを、わたしは万物に取...
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