アウトロー系ユーチューバー登録者数ランキングを新たに作成しました。
5度目になる今回は、実験的に上昇数ランキング・上昇率ランキングも末尾に付け加えました。
上昇数ランキングは「前回の登録者数 ー 今回の登録者数」で計算し、それだけだと元々の登録者数の多いチャンネルが有利になるので、「前回の登録者数から何%増加したか」を数値化した上昇率ランキングも併せて末尾に掲載します。
例の如く、複数のチャンネルを持つ方はもっとも登録者数の多いチャンネル数でカウントしています。
また今回からは現役とされるユーチューバーのYouTubeチャンネルは省略、一方で新たに『あろちゃんねる』『もりちゃんTV』をランキングに加えました。
- 【第5回】アウトロー系ユーチューバー登録者数ランキング・トップ14
- 第1位『KEI family』チャンネル登録者数 24.9万人
- 第2位『瓜田夫婦』チャンネル登録者数 18.6万人
- 第3位『ゆやまチャンネル』チャンネル登録者数 12万人
- 第4位『タイソンチャンネル』チャンネル登録者数 5.08万人
- 第5位『ワルビッシュTV』チャンネル登録者数 5.03万人
- 第6位『KEIGO COYAMA』チャンネル登録者数 3.39万人
- 第7位『竹垣悟チャンネル』チャンネル登録者数 2.33万人
- 第8位『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』チャンネル登録者数 2.07万人
- 第9位『内藤ゆたかチャンネル』チャンネル登録者数 1.32万人
- 第10位『250番』チャンネル登録者数 1.02万人
- 第11位『柳川竜二チャンネル』チャンネル登録者数 7370人
- 第12位『あろちゃんねる』チャンネル登録者数 5020人
- 第13位『もりちゃんTV』チャンネル登録者数 548人
- 第14位『ほんにかえるプロジェクト』チャンネル登録者数 168人
- ランキング備考
【第5回】アウトロー系ユーチューバー登録者数ランキング・トップ14
第1位『KEI family』チャンネル登録者数 24.9万人
第1位はアメリカの極悪刑務所に収監され、メキシコ系ギャング「チカーノ」の一員になったエピソードで有名なホーミーKEI(井上ケイ)のYouTubeチャンネル『KEI family』チャンネル登録者数24.9万人です。(前回集計時:1位:24.6万人)
非常に多彩なアウトロー系やその周辺者のゲストが登場するのが特徴で、最近では暴走族取材のエキスパートとして有名な岩橋健一郎が出演しています。
第2位『瓜田夫婦』チャンネル登録者数 18.6万人
第2位は「アウトローのカリスマ」瓜田純士のYouTubeチャンネル『瓜田夫婦』で、チャンネル登録者数18.6万人です。(前回集計時:2位:18.2万人)
『瓜田夫婦』は美的センスの光る秀逸な動画編集やユーモアある会話で人気のチャンネルです。
ちなみに、以前聞いた話では動画の編集も瓜田自身がやっているそうです。
最近では内藤裕と試合をするしないのゴタゴタがありましたが、一旦落ち着き、その後はアウトサイダーの元チャンピオンで個人的な因縁もあった吉永啓之輔と共演してファンを沸かせました。
第3位『ゆやまチャンネル』チャンネル登録者数 12万人
第3位は九州の元暴力団組長・油山真也=油山(ゆざん)による『ゆやまチャンネル』で、チャンネル登録者数12万人です。(前回集計時:3位:11.9万人)
ファン共通の合言葉となっている「おいっす!」という挨拶が印象的で、動画は雑談形式やゲストを招いての対談などが中心です。
最近では通常の動画はいったん休んで、油山が個人的に出かけている旅の景色を配信する動画が多くなっています。
第4位『タイソンチャンネル』チャンネル登録者数 5.08万人
第4位は、地元が所沢で凄まじいハードパンチを持つことから「所沢のタイソン」とあだ名された久保広海によるYouTubeチャンネル『タイソンチャンネル』で、チャンネル登録者数は5.08万人です。(前回集計時:5位:3.49万人)
タイソンの自伝『所沢のタイソン』出版もあってかなり登録者数を伸ばしました。
最近では内藤裕が瓜田に試合を申し込む動画も配信しましたが、基本的にはバラエティ的なエンタメの動画が中心で、早い時期から食レポなどにも挑戦していました。
元々ガチの喧嘩師だった男が、普通のユーチューバーと同じことをやるというふり幅の大きさが魅力です。
第5位『ワルビッシュTV』チャンネル登録者数 5.03万人
第5位は野球選手ダルビッシュ有の弟でワルとして有名だったダルビッシュ翔によるYouTubeチャンネル『ワルビッシュTV』、チャンネル登録者数は 5.03万人です。(前回集計時:4位:4.22万人)
怒羅権初代総長の佐々木秀夫・拳月グループのナンバー2レン・地下格闘家の大倉利明との共演、またレギュラーメンバーだった谷ヤンが失踪して連絡が取れたことの発表など、短い期間にかなり濃い内容の詰まった動画を配信しています。
そのせいもあって、タイソンの『所沢のタイソン』出版という大きなイベントにも関わらず、『ワルビッシュTV』と『タイソンチャンネル』は相変わらず同じくらいの登録者数で並んでいます。
『ワルビッシュTV』の特徴としては、ダルビッシュ翔は元不良として関係者の周辺で聞いた話とメディア報道のギャップに問題意識を持っており、特にパイプがある大阪のアウトロー人脈から本当の内実を知ることができます。
一方でバラエティの意識も失わず、酒席での激しいオフザケの動画や普段の日常動画などもアップすることがあります。
またどちらかに派閥が割れてしまいがちなホーミーKEI・瓜田純士の両者と共演しているという点でも非常に珍しいユーチューバーです。
第6位『KEIGO COYAMA』チャンネル登録者数 3.39万人
第6位はチーマー宇田川警備隊6代目総長だった小山恵吾による『KEIGO COYAMA』で、チャンネル登録者数は3.39万人です(前回集計時:6位:3.38万人)
小山は「自分にはテレパシーが使える」などの特異な言動、視聴者と直電をする特殊なスタイルで知られており、一部に信者的ファンがいます。
ただ関係者の実名を出してかなりセンシティブな話題をすぐに配信してしまうことや真偽の怪しい武勇伝や昔話を吹聴することもあって、常に周辺ではトラブルの絶えない人物でもあります。
これまでにも、以前その下で働いたことのある朝堂院大覚、小山の舎弟格だった元ユーチューバー、タイソンとの対立で一時は味方をしたことのある瓜田純士、宇田川警備隊同期の小林竹信(エスパー)、鬼面党の西山友紀など、一時的に良好な関係でもことごとく対立しており、生粋のトラブルメーカーといえます。
彼はよくよく観察していると、自分を安全地帯に置いた上で利がある部分でだけ懸命に立ち回り、自分が非がある時には理屈をこね回して無理やり自分を正当化するなど、きわめて不誠実な人間なのが分かります。
しかし、それを知ってか知らずか一部の人には強く刺さる魅力を持つようで、強烈なアンチを持ちつつも一定の人気を維持し続けています。
また小山は「テレパってますか?」などの冗談に紛れてそれを言うので非常に気づきにくいのですが、「テレパシー」はおそらく幻聴を意味しています。
注意して見ていると「あっ、今○○って聞こえたんだけど」とまったく話の脈絡と関係のないことを言う場面があり、意識して注意深く見ていればそれと理解できます。
ただそうした問題点がありつつも、瓜田と内藤の和解については、結局は小山がいなければ成立しなかった可能性もあるので、少なくともその点については評価してもいいかもしれません。
第7位『竹垣悟チャンネル』チャンネル登録者数 2.33万人
第7位は山口組系組長だった竹垣悟によるYouTubeチャンネル『竹垣悟チャンネル』、チャンネル登録者数は2.33万人です。(前回集計時:7位:2.25万人)
竹垣のチャンネルは昔の有名組長・有名ヤクザなどの話が中心です。
年齢層が上なこともあり、ホーミーKEIなど一部とは付き合いがありつつも、ホーミーKEIや瓜田・タイソンらのトラブルに際しては局外者であり続けることができました。
第8位『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』チャンネル登録者数 2.07万人
第8位は、中国残留孤児2・3世らで結成された暴走族「怒羅権」の初代総長である佐々木秀夫(ジャン・ロンシン)の『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』で、チャンネル登録者数は2.07万人です。(前回集計時:9位:1.1万人)
ダルビッシュ翔とのコラボで一挙に知名度を上げ、急激に登録者数を増加させました。
最近では「大田怒羅権を作った」と称していた小山恵吾とまさかの共演を果たし、視聴者を驚かせました。
佐々木は人間が非常に円満になっているというか、非常に良い年の重ね方をしており、時に「そのうち脱線するのでは?」と心配になることも多いアウトロー系の中で、もっとも安心して見ていられる一人といえます。
第9位『内藤ゆたかチャンネル』チャンネル登録者数 1.32万人
第9位は、千葉の有名なチーマーKGBの元幹部で「人刺し裕」の異名を取った内藤裕(ないとうゆたか)によるYouTubeチャンネル『内藤ゆたかチャンネル』で、登録者数は1.32万人です。(前回集計時:8位:1.14万人)
最近では瓜田にかなり無理な条件の試合を申し込み、瓜田も瓜田で自分から条件を提示してそれを飲むなら試合をすると応じ、結局どちらも譲歩せずにウヤムヤになるという一幕がありました。
また内藤は瓜田への試合提案を小山やタイソンのチャンネルを使って配信していますが、これは内藤の『内藤ゆたかチャンネル』が昔の友人らの協力によって成り立っており、専属のスタッフなどを抱えていないためだそうです。
第10位『250番』チャンネル登録者数 1.02万人
第10位は元横浜の暴走族で受刑中の称呼番号(囚人番号)を名前にしている250番によるYouTubeチャンネル『250番』で、チャンネル登録者数は 1.02万人です。(前回集計時:10位:8970人)
250番は瓜田の本を懲役で読んで深く感動したことを更生の一つの切っ掛けとしたこともあって、瓜田をリスペクトしています。
また芸達者でもあり、アウトロー系の中では珍しくかなりクオリティが高いモノマネやラップの動画を配信することがあります。
ただしエンタメを意識したそのような動画が、ディスカッションは許容するがモノマネやラップは嘲笑的と感じる、250番と真逆の感性の油山関係者「みくるだ」との間のトラブルを生む切っ掛けになってしまいました。
第11位『柳川竜二チャンネル』チャンネル登録者数 7370人
第11位は、80年代に少年ヤクザ金政会を率いた元組長・柳川竜二による『柳川竜二チャンネル』で、チャンネル登録者数は7280人です。(前回集計時:11位:7280人)
柳川はホーミーKEI、マリオルチアーノ、後藤忠政、竹垣悟など、誰であれ因縁ある相手を攻撃する動画を配信しており、エンタメ性は少ないものの一部に根強いファンがいます。
また朝堂院大覚とも結びつきが深く、たまに動画に登場することがあります。
第12位『あろちゃんねる』チャンネル登録者数 5020人
第12位は山形の元不良の「たろう」らをレギュラーとするYouTubeチャンネル『あろちゃんねる』で、登録者数は5020人です。(前回未集計)
「たろう」はそれとは別の独立したチャンネル『たろちゃんねる』(チャンネル登録者数 379人)も持っています。
『あろちゃんねる』は同じく山形の元不良らしい刺青のオジサンがチャンネル名物として有名で、一方、たろうは瓜田のファンとしてよく彼を擁護する動画を配信しています。
第13位『もりちゃんTV』チャンネル登録者数 548人
第13位『もりちゃんTV』はチャンネル登録者数 548人です。(初登場)
『もりちゃんTV』のもりちゃんは250番の後輩で同じく横浜の元暴走族、若い頃はヤクザの下で働いたこともあるといいます。
最近では朝倉が負けた朝倉未来VSクレベル・コイケについて、「レフェリーが止めるのが遅い」とした動画が炎上して、チャンネル登録者が1000人以下にも関わらず約15万回も再生されました。
第14位『ほんにかえるプロジェクト』チャンネル登録者数 168人
第14位は、怒羅権初代の佐々木が「偽物の怒羅権」と批判している汪楠(わんなん)の『ほんにかえるプロジェクト』で登録者数 168人です。(前回集計時:12位:95人)
チャンネルのテーマがNPO活動なのでアウトロー系ユーチューバーと呼ぶには相応しくないのですが、怒羅権の佐々木を取り上げている関係上、バランスを考慮して一応含めています。
動画の配信は滅多に行われず、最初の3本を上げてからは今のところそれ以上動く気配がありません。
ランキング備考
ワンターレン
登録者数が非公開ながら、瓜田の側近であるワンターレンもチャンネルを持っています。
増加数ランキング
登録者数の増加数ランキングは以下の通り。(増加数はおおよそです)
- 『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』1万600人
- 『タイソンチャンネル』8900人
- 『ワルビッシュTV』8100人
- 『瓜田夫婦』4000人
- 『KEI family』3000人
- 『内藤ゆたかチャンネル』1800人
- 『250番』1130人
- 『ゆやまチャンネル』1000人
- 『竹垣悟チャンネル』800人
- 『KEIGO COYAMA』100人
- 『柳川竜二チャンネル』90人
- 『ほんにかえるプロジェクト』73人
『あろちゃんねる』(前回未集計)
『もりちゃんTV』(前回未集計)
上昇率ランキング
登録者数の上昇数ランキングは以下の通り。
- 『正統版 怒羅権列伝初代佐々木秀夫公式チャンネル』+88.18182%
- 『ほんにかえるプロジェクト』+76.84211%
- 『タイソンチャンネル』+21.24105%
- 『ワルビッシュTV』+19.19431%
- 『内藤ゆたかチャンネル』+15.78947%
- 『250番』+12.59755%
- 『竹垣悟チャンネル』+3.55556%
- 『瓜田夫婦』+2.19780%
- 『柳川竜二チャンネル』+1.23626%
- 『KEI family』+1.21951%
- 『ゆやまチャンネル』+0.84746%
- 『KEIGO COYAMA』+0.29586%
『あろちゃんねる』(前回未集計)
『もりちゃんTV』(前回未集計)
(記事おわり)